長崎県は 8月 30日付けで、佐世保市のハウステンボスへの誘致を目指す九州・長崎 IRの設置運営事業者に、ヨーロッパを中心にゲーミング施設を展開する企業の日本法人カジノオーストリア・インターナショナルジャパン(株)(日本支社・東京都千代田区)を正式決定し、基本協定を結んだことを発表した。 県に提案した同社の事業計画概要では、「東洋文化と西洋文化の融合.真の和洋折衷を実現」をコンセプトに、31haの敷地内に宿泊施設や MICE施設などを整備し、開業総事業費は 3500億円、来訪者数は年間 840万人を想定する。
宿泊施設はホテルや旅館など 7タイプで展開し、ホテルは外資系ブランドを誘致予定。MICE施設は 2haの敷地内に最大1万2000人を収容できる会場を用意する。
ほか、コンサートホール、ミュージアム、メディカルモール、マリンアクティビティ、無人島観光などさまざまなコンテンツが同計画に備わっている。
長崎県 長崎IR、カジノオーストリア・インターナショナルジャパンと基本協定締結
長崎県 長崎IR、カジノオーストリア・インターナショナルジャパンと基本協定締結
【月刊HOTERES 2021年10月号】
2021年09月29日(水)