リゾートトラスト(株)(本社・愛知県名古屋市)は 24年 10月、滋賀県高島市にて全 167室の完全会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート琵琶湖 ベネチアンモダンリゾート」をオープンする。
近江高島駅から車で約 8分、安曇川駅から車で約 10分の琵琶湖西側の湖畔に位置し、同ブランドにおいて 24年に開業する高山店に次ぐ 2店舗目の展開となる。
建物は地下 1階・地上 3階建てで、設計・監理は日建設計、内装設計は日建スペースデザイン、施工は竹中工務店が担う。デザインコンセプトは “ベネチアモダン ”とし、水都ベネチアの街並みや美意識を現代に昇華させた意匠や調度品を組み込みつくりあげる。
客室は全室レイクビューのスイートルーム。3タイプの客室タイプで構成し、75室の「ロイヤルスート」(109.9m2)、57室の「ラグジュアリースイート」(87.7m2)、35室の「クラブスイート」(64.2m2)を備える。
この内、1棟 29室を愛犬と宿泊が可能なドッグフレンドリールームとして展開し、体重 30kgまでの大型犬も対応する。施設内には広大なドッグランも備える。
料飲施設はイタリア料理レストラン、中国料理レストラン、日本料理レストラン、ラウンジ&バーを備え、付帯施設はボールルーム、スパ、トリートメントサロン、インドアプール、トレーニングジムなどを設ける。
SDGsにも力を注ぎ、太陽光発電設備を設置し日中の消費電力のおよそ 80%相当を自家発電で賄う見込み。また、高島市との協定により地域に根差したホテルライフの運営、フードマイレージの削減などを手掛ける姿勢である。
敷地面積 9万 1121.5m2、延べ床面積 3万7231.4m2の広大なスペースを有し展開