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第206 回 北村剛史 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 〜ホテルのシステム思考〜

第206回『ホテルブランド効果』

【月刊HOTERES 2016年02月号】
2016年02月12日(金)
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今回はホテルブランド効果について、これまでのアンケート調査等も整理しまとめてみたいと思います(全国男女200 名、インターネットアンケート調査)。
 
 ホテルブランドについて、「ブランド知名度(知名度あるホテルブランド)」、「外資系ホテルブランド」の2 種類を用意し、まずは、それぞれホテルカテゴリー別にどれほどの顧客が重視しているかを見てみます。以下の「肯定意見」とは「大変重視する」、「重視する」との回答合計割合を採用しています。また「否定意見」とは「あまり重視しない」、「重視しない」との回答合計割合です。ブランド知名度については、ビジネスホテルで最も高く、31.5%、次いでシティホテル29.5%、リゾートホテル27%という結果であり、ビジネスホテルでは「肯定意見>否定意見」ですが、シティホテル、リゾートホテルでは「肯定意見<否定意見」となっています。ビジネスホテルでは、ホテル選択時にあまり細かく調査し選択することが少なく、むしろホテルブランドとしての知名度に判断を頼っている様子がうかがえます。
 
 一方で、シティホテルやリゾートホテルであれば、費用も自己負担である場合が多く、家族旅行等、第三者も関係する等ホテル選択により具体的なリスクが伴うことから、ブランド知名度だけではなく、過去の利用時の記憶や口コミ情報をより重視している結果ではと考えられます。

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