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HOTERES EYE “ 新世界カクテル資産” 日本代表が決定

バカルディ レガシーカクテル コンペティション 2016 日本大会

【月刊HOTERES 2016年03月号】
2016年03月18日(金)
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優勝した櫻井将人氏。和装のバーテンダーの和のイメージだけでなく、「もう1 杯飲みたい」と思わせる味覚、レシピ構成も評価された

 バカルディ・ジャパン(東京都渋谷区、前田章子社長)は2 月18 日㈭、「バカルディ レガシーカクテル コンペティション2016 日本大会」を東京・白金台の八芳園で開催した。
 
 この大会は2008 年に第一回大会が行なわれ、2012 年大会では米国代表として出場した日本人バーテンダーの後閑信吾氏(エンジェルズ・シェアNYC)が世界一の称号を得ている。日本予選が開催されるのは今回が初めてで、大会に先駆けて昨年7 月に開催されたブランドセミナーでは600 人ほどのバーテンダーが参加した。


左から、バカルディブランドへの思いを馳せたプレゼンテーションで会場の心をつかんだファイナリストの槇永優。宮﨑理彦氏はフレア・バーテンディングでも第一線で活躍中。優勝の櫻井将人氏。共に健闘を称えあった

20 人によるセミファイナルを経て、この日のファイナルでは3 人のバーテンダーが順に英語でプレゼンテーションを行なった。それぞれに異なるブランドへのアプローチ、個性あふれる作風に会場が引き込まれた。
 
 この大会は評価方法も特徴的だ。ファイナルに向けてSNS などを駆使したカクテルの拡散、多店舗へのゲストバーテンダーなどバーテンダーのプロモーション能力も採点の大きな比重を占める。またファイナルでは海外のバーテンダーやブランドアンバサダーなど、日本人バーテンダー目線ではない審査が行なわれた。
 
 この日本大会を勝ち抜いたのは、“ 和装バーテンダー” として知られる櫻井将人氏(銀座八悦丸)。たたずまいからシェーカーなどのツール、カクテル「KAWAHORI」の素材や味覚まですべてに和を打ち出した姿勢が評価された。「世代を超えて受け継がれるカクテルの創造」を掲げるこの世界大会は、4月にサンフランシスコで開催される。

優勝作品「KAWAHORI
レシピ
バカルディ スペリオール 40㎖
グレナデンシロップ 2tsp
レモンジュース 10㎖
プラムワイン 10㎖
ゆかりパウダー 1tsp
材料をシェークしてカクテルグラスに注ぎ、レモン
ピールを振りかける
 
DATA
バカルディ レガシー カクテル コンペティション
2016 日本大会
開催日:2016 年2 月18 日
ファイナル会場:八芳園
エントリー総数:約200
優勝:櫻井将人(銀座八悦丸=東京都中央区銀座
7-5-16 秀芳ビルB1F)
ファイナリスト:宮崎理彦(The Flair Bar =栃木県宇
都宮市曲師町1-5)
槇永優(Bar Leigh Islay =大阪府大阪市都島区中
野町4 丁目15-23 桜宮ハイツ)
審査員:クリス・ムーア氏(サヴォイホテル「The Beaufort Bar」ヘッドバーテンダー)、シェビーン・シャ
バーズカニ(バカルディ 北ヨーロッパ ブランドアンバサダー)、大槻篤氏(『東京カレンダー』編集長)

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