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#012 “レ・クレドール”究極のサービスパーソンたち 

#012 リーガロイヤルホテル コンシェルジュサブマネジャー 吉村 直行氏

【月刊HOTERES 2016年03月号】
2016年03月25日(金)
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お客さまの期待値を上回る配慮と気遣いが
コンシェルジュの仕事に欠かせない要素

 
リーガロイヤルホテル
コンシェルジュサブマネジャー
吉村直行氏

言語理解と共通事項
 専門の部署を設け、コンシェルジュという独立したサービスを、国内で最初に提供したリーガロイヤルホテル。伝統と格式ある大阪の老舗ホテルにおいて、コンシェルジュとして勤務するのが吉村直行氏だ。
 
「帰国子女だったので単純に、英語が使える仕事という理由からホテルを選びました。最初は料飲部への配属。そこから異動願いを出し、フロントを経て、コンシェルジュとして25 年目を迎えようとしています。失敗やコミュニケーションの甘さからお叱りを受けることもありましたが、その度にお客さまからたくさんのことを学ばせていただいています」
 
 あいさつを含め、複数の言語を操る同氏。語学の修得過程において、いわゆる「外国語」としての言語それ自体だけでなく、共通認識事項である国や地域に対する知識も“言語”として認識している。これにより、ゲストとの距離は飛躍的に近くなるという。
 
「日本国内で例に挙げると地酒。例えば日本酒は、米・水・麹・酵母で作るにもかかわらず、地域によって異なる味わいのものが醸されています。地域で収穫されるさまざまなものによって最終的な味の方向づけが決められる事を考えると、いかにこの国が恵まれているかが分かります。そして、その地域に育まれたブランドをいくつか知っているだけでも、かなり距離が縮まる経験を長年してまいりました」

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