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Vol. 9 「器」使いがきらりと光る店 Vol. 9 芝浦やきとん「チャールストン」 品川シーズンテラス店

岩中豚と豚ホルモンで「豚」のおいしさを徹底追及

【週刊ホテルレストラン2016年06月10日号】
2016年06月10日(金)
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駅前の再開発が進み、多くの高層ビルが立ち並ぶ品川駅港南口エリアに昨年オープンした品川シーズンテラス。オフィスビルの横に広い緑地が横たわるその新しい複合施設で、オフィスワーカーたちの胃袋を支えているのが芝浦やきとん「チャールストン」品川シーズンテラス店だ。

芝浦やきとん「チャールストン」
品川シーズンテラス店
〒108-0075 東京都港区港南1-2-6
品川シーズンテラス2 階
TEL 03-6451-4265
営業時間= 11:00 ~ 23:00(L.O.22:00)
定休日=年中無休(施設の休業日に準ずる)
総席数= 42 席
経営=㈱サイプレス

㈱サイプレス 執行役員 商品開発本部長 前野貴之氏
㈱サイプレス 執行役員 商品開発本部長 前野貴之氏

地域性とこれまでのノウハウを
生かした豚料理専門店
 
平成に入り、再開発が進む品川駅港南口エリアは、東海道新幹線の停車駅ができたことと相まって、高層ビルが立ち並ぶ一大ビジネス拠点へと変貌を遂げた。今後も、さらに開発が加速していくこのエリアに、2015 年にオープンしたビジネス&コミュニティの複合施設が品川シーズンテラス。ビルの脇に広大な緑地を抱え、休日ともなればイベントなども催され、地域交流の拠点としても期待されている同施設で、オフィスワーカーをはじめ、来訪者の胃袋をつかんで離さないのが、芝浦やきとん「チャールストン」だ。同店は「築地食堂源ちゃん」をはじめとする多くの飲食店をプロデュースする㈱サイプレスが運営する豚料理専門店で、この品川シーズンテラス店が初お目見え。しかも現在のところ、ここでしかこの味を味わうことができないという貴重な存在だ。
 
こちらに新しいブランドで出店することになった経緯について、㈱サイプレスで、店舗企画を手掛ける商品開発本部長の前野貴之氏に話を伺うと「こちらでは『チャールストン』と、『築地食堂源ちゃん』と『讃岐うどん伊吹や製麺』の3 店舗を展開していますが、定番のブランドに加えて、この品川駅港南地区ならではの新しいコンセプトの店舗を展開したいと考え、地域との関連性や、当社の別ブランドで培ったメニュー展開などとリンクして企画した結果、串焼きを中心に、豚料理をリーズナブルな価格で提供しようということになりました」とそのいきさつを語る。
 
「この地区には古くから東京都の食肉解体市場があり、串焼きに欠かせない新鮮なホルモンが手に入るということが一番でした。とはいえ、数ある肉の中でも『豚』にこだわろうと思ったのは、別の店舗で手掛けた、岩手県産の銘柄豚『岩中豚』との出会いが大きかったと思います。機会があればこの『岩中豚』の持つ脂の甘みと赤身のおいしさを生かしたメニューを展開したいと考えていたからです。この『岩中豚』を使った豚料理と、食肉市場から仕入れた朝締めの新鮮すぎる豚ホルモンを、店で1本1 本串打ちして焼き上げる串焼きが楽しめるのが、『チャールストン』です」(前野氏)。

最初のインパクトを大切にする
料理のプレゼンテーション
 
 同店の料理は、一番人気の豚丼をはじめ、インパクトのある盛り付けで提供される料理が多い。そのことについて前野氏に尋ねると「今はSNS が全盛の時代で、最初のプレゼンテーションでいかに強烈な印象を与えるかで、その情報が拡散され、より多くの人の目に触れるかが決まり、その後の集客に大きく影響します。そういった意味で、料理の味はもちろんですが、ビジュアルにも徹底的にこだわっています」と明言された。
 
 同店で使用している丼と小皿、それにメイン皿には、同店のロゴや豚のマークがはみ出んばかりに大きくプリントしてある。このプリントも、最初は料理の邪魔にならないよう、小さく上品な大きさの物を提案されたという。
 
「もともとお店に対して愛着がわくような演出として、器にロゴをプリントしようと考えたのですが、やはり『豚肉料理=スタミナ、力強さ』といったイメージをしっかり打ち出していきたかったので、可能な限り大きくしてもらいました。これは豚肉料理以外でも同じです。例えば、『お祭りサラダ』というメニューでは、サラダボウルではなく、あえて大きな塗の盃に、野菜を山盛りにしてインパクトのあるビジュアルに仕立てました。酒席を盛り上げる一品として人気があります」と語る前野氏の姿勢に一切のブレはない。
 
これからのエリアで
これからを見据えた店舗づくり
 
 今年の5 月で、オープンから1 年が経過した同店だが、利用客のプロフィールは、6:4 の比率でランチ利用が多く、男女比も7:3 で男性が多いという。それについて前野氏は「駅から微妙に距離がある施設なので、やはりこのオフィスビルで働いている人たちがお客さまの中心となっています。串焼きが売りの店でもあるので、夜の需要がもう少し伸びてくるような仕掛けをしていきたいと思っています」と現状を分析する。「例えば、『チャールストン』単独でお得なキャンペーンを打ち出すのではなく、当社で運営している3 店舗合同で、お酒のボトルキープキャンペーンを行なうとか、グループ各店舗を連携させて夜の部を盛り上げていければと思っています」(前野氏)。
 
 さらに、同店の今後の可能性について前野氏は「開店して1 年、しかも新業態の店舗ということで、まだまだ至らないところが多い現状ですが、今後、ビル自体のオフィスの入居数も増え、かつ山手線やリニアの新駅が開業すれば、さらに多くの人が訪れるエリアになりますので、今からオペレーションや店舗運営の完成度を上げ、地域に愛される店を目指します」と前野氏の視線は、現在とさらにその先をしっかりと見つめていた。

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