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SPECIAL INTERVIEW 

髙瀬物産――外食応援をするヒューマンカンパニー レストランをもっともっと楽しい場所に

【月刊HOTERES 2016年06月号】
2016年06月17日(金)
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外食はもともと自宅と違い楽しい場所でなければならない。そのためにわれわれは何をやらなければならないのか。これが考え方の基本。それに応える商品とは何か。創業56 年。人間力を磨き、お客さまの要望に応えるために全力を!
 
もっとヒューマンカンパニーになろう! 人間らしさを外食の面から追求し続けてきた髙瀬物産。インバウンドのお客さまが増えてきても対応は変わりない。基本的にレストランを楽しい場所にするための惜しみない努力を続けることが変わらぬ髙瀬物産の基本姿勢だ。本誌創刊よりも6 年先輩の外食専門商社である髙瀬物産の社長にこれまでを振り返り、時代の変遷にどう対応してきたかを聞いた。


髙瀬物産㈱ 代表取締役社長 髙瀬 知康 氏

お客さまに教えられて56
 
――創業56 年、基本的には飲食業界の発展と軌を同じくして成長してきたように思います。
 
髙瀬 一緒に歩んでこられたことは大変うれしいことです。創業が1960年ですから、日本の高度成長と重なりました。年々外食を楽しもうという環境も育ってきまして、飲食店もずいぶん増えました。そういう意味でわれわれは外食産業に育てていただいた、という気持ちがあります。
 
――食材専門業者として髙瀬さんは後発組でしたが、今ではトップ企業として活躍されています。
 
髙瀬 そうは言いましても変革の時代ですから毎日が大変です。創業時は仕入れ先の確保、お客さまへのセールス、簡単にはいかなかったようです。本社は最初から東京でしたが商売の地域は創業者の出身地である北関東に絞ったそうです。夢は大きく持つにしても、拡大するにも地盤を固めないことにはふらつきますからね。いまでも栃木県、群馬県、埼玉県には長いお付き合いさせていただいているお客さまが大勢います。
 
――ゴルフ場にも強いのは北関東エリアでの実績があるからですか。
 
髙瀬 それもあるでしょうが、当社は基本的に口コミで広がっていくように営業努力をしています。口コミは最大のセールスプロモーションになります。ホテルに限らずレストランでも独立していく若者がおりますが、そういう方々にもよく声をかけてもらっているのはやはり口コミで弊社の評判が耳に入っているからだと思います。ホテルのシェフが定年で田舎に帰り、奥さまと店を開くときにお声をかけてもらえるときもあり、これなどは最高にうれしいですね。
 
――口コミで広がるというのは一番うれしいですね。ところで最初に手掛けた商品は何だったのですか。
 
髙瀬 やはり日持ちのする缶詰、瓶、乾物から始まりました。その後冷凍食品、冷蔵食品、酒、加工食品、最終的には生鮮食品を扱うようになりました。そのための温度管理などの衛生面が大事で倉庫なども順次最新の設備を導入しながら対応してまいりました。

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