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第13 回 加藤淳子  ウエディングプランナーの役割 

第13 回 「真のおもてなし」は日本人が培ってきた 礼儀作法の精神と気遣い敬う心

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月19日(金)
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㈱ティーライフ環境ラボ 代表取締役
ティーライフアカデミー校長
ANA クラウンプラザホテル京都 ブライダル担当顧問
トータルライフコンシェルジュ

10 年間ブライダル専門学校の講師を経験し、数多くのウエディングプランナーを養成してきたのが、トータルライフコンシェルジュとして活躍中の㈱ティーライフ環境ラボ 加藤淳子社長だ。指示待ちの若者が増えている中、“ 教えれば熟す器用は持ち合わせている”という信念のもと、さまざまな視点から人材育成に向けた連載を6 月3 週号よりスタート。「ウエディングプランナーの心構えのリニューアル必須」を題材に書き上げていただいた。
 
 
 日本の精神文化とおもてなし文化の歴史は古く、世界最古のホスピタリティが存在している国でもあります。
 
 日本には、100 年以上続く企業が2 万6000 社も存在し、創業300 年を超える企業は600 社、そして創業500 年となれば40 社。そして1000 年以上継続していているのは7 社もあると言われています。世界一の長寿国は世界一の長寿企業大国でもあるのです。これはまったくの偶然とは思えません。1994 年に世界一古いホテルとしてギネスより認定された「法師旅館」は、1300 年の歴史を持つ世界最古の旅館としてテレビ番組で紹介されました。「なぜ1300 年も続いているのか」との問いに、46 代目当主は「おもてなしの精神や文化を守り、それをお客さまに伝えてきたからです」と語っていました。
 
 当主の語る「真のおもてなし」を学ぶためにも、日本の精神文化を学び、実践していくことが大切です。知識やマナーだけでお客さまをもてなすのではなく、心を込めてお客さまに喜んでもらうという「気持ち」や「心」がなければ、おもてなしの真髄は学べないのです。

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