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第 100 回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成 

第 100 回「評価は総合点で決まる」

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月19日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

やっぱり「ありがとうございます」でしょう
 私がペンを取らせていただいてからついに100 回。第一回目の投稿で「出過ぎる杭を目指す」というテーマを取り上げさせていただきました。理由は「出る杭は打たれる」と言うが、もう一つ「出過ぎる杭は打たれない」で、私はこの誌面を借りて言いたいことを言わせてもらっていますが、その中で何が何でも変えてみせると豪語しているのが、感謝の言葉を全国「ありがとうございます」に変えることです。前号の投稿で全国B.M.C. が開かれた名古屋市内のホテルは、すべてにおいて素晴らしい教育をされているなと思っていた矢先、チェックアウトのときフロントで「ありがとうございました」と言われて、超ガッカリしてしまいました。もしリーダーが今より勉強していれば、そしてもしリーダーが今より自分の力が上がっていれば、「ありがとうございました」=「これで感謝が終了いたしました」だから、お客さまに対しこんな失礼な言葉を投げかけなくて済むのに…。そしてリーダーが勉強しないばかりにメンバーまで笑われていることに早く気付いてほしいのです。なぜならホテル以外の一流企業はもう「ありがとうございます」に変わりました。いや変わった企業が一流企業だと思うからで、もう少し世間に目を向けられてはいかがでしょう。
 

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