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第 108 回 次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成

第 108 回「勝ち組であり続けるために」

【月刊HOTERES 2016年12月号】
2016年12月16日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう

第三者の効果と怖さ
 私はホテルの第一線を退いてからも今まで学んだ杵柄が生きて、今は分野を問わずあらゆる企業から、おもてなし力アップのための講演依頼を数多くいただける。それは今までの固定観念にとらわれず、現代には現代に見合った新しいやり方を常に発信しているからで、ホテルはもちろんのこと、病院や教習所にいたるまで幅広く声をかけていただくようになった。私が講師をしていて何が一番嬉しいかというと、一つにはセミナーをさせていただいた企業からのリピート。そしてもう一つはその企業先が「先日わが社で鈴木先生にお願いをしてセミナーを開いたら、社員が前向きにガラッと変わったよ、君のところもどう」と、知人・友人にも勧めていただけることで、これを「第三者効果」という。これはそのままホテルにも当てはまる。一つには一度利用した人が、自分の描いた以上のおもてなしを受けるとまた利用したくなる。そして、その人がリピートしてくれるだけでなく、例えば知人が先月、常宿が満室で①初めて某ビジネスホテルを利用したが、設備も接客もシティホテルとまったく変わらなかった。安い料金で同じサービスだったから私は今度からそこを常宿に決めたよ。②そして君もここに変えたらいいよと勧められてしまうことである。

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