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データファイル コミュニケーション科学研究所 

全国縦断マーケット調査 長崎県

【月刊HOTERES 2016年12月号】
2016年12月16日(金)
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世界新三大夜景
 2012 年10 月(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー主催の「夜景サミット2012 in 長崎」において、長崎の夜景が香港、モナコと並び「世界新三大夜景」に認定された。長崎の夜景は古くからその美しさに定評があり、国内でも昔から神戸、函館と並んで日本の三大夜景の一つとして知られてきた。当地には、当地を舞台に描かれた「沈黙」を残した遠藤周作の文学館もあり、近年は外国からのクルーズ船が長崎に多く寄港するようになり、そしてビザ発効の緩和によりタイ、シンガポールからの観光客も増加し、このところの長崎への観光入込客数は次第に増加しつつある。2015 年の入込数は延べ3328 万人と推計され、前年比2.7%の増加となっている。
 
1 次産業生産比率全国10
 当県の面積は4132.1㎢で全国37 位と徳島県より小さく、滋賀県より大きい。人口は139.4 万人で全国29 位。奈良県より大きく、滋賀県より小さい。年齢構成をみると、14 歳以下の幼年人口は13.0%、15 ~ 64 歳の生産年齢人口は57.6%、65歳以上の老年人口は29.4%で、全国と比較すると高齢化が進んでいる。鳥取県と並んで15 番目に高い。県民分配所得は3.4兆円で全国32 位。一人当たり所得は241.9 万円であり、全国で熊本県に次いで第43 位と低い。産業別構成比をみると、第1 次産業は2.6%、第2 次産業は18.4%、第3 次産業は78.2%で全国平均と比べると1 次産業比率が高く、佐賀県と並んで10 位である。工業出荷額は1.6 兆円で全国41 位。人口当たりは110.3 万円で全国44 位となっている。
 
ホテルの伸びは大きい
 飲食店数は14 年で6507 店。内訳をみると、食堂レストランが692 店で10.6%、専門料理店が1490 店で22.9%を占める。その中で多いのは中華料理店の479 店で7.4%を占める。次いで日本料理店が411 店の6.3%と続いている。そのほか、すし店が302 店(4.6%)、そば・うどん店が162 店(2.5%)となっている。また遊興飲食店のバー・キャバレー・ナイトクラブは1835 店(28.2%)、酒場・ビアホールは1314 店(20.2%)と両者で48.4%を占める。以上のほか喫茶店は419 店(6.4%)、ハンバーガーなどその他の飲食店は277 店(4.3%)である。09 年調査から飲食店が分離された「持ち帰り・配達飲食サービス業」は732 店である。ホテル数は14 年で69 軒、客室数は6690 室で、90 年からの伸び率をみるとホテル数は全国の82.3%に対して当県は137.9%と大きく伸びている。客室数も全国の105.1%に対して当県は149.2%と大きく伸びている。
 
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