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第3回 サップス 中瀨 敏和  ホテルウェルネスプログラム(第3回) 

フィットネス事業者からのアプローチ 「ウェルネスプログラムを事業成立させるためには、宿泊ゲストと足元商圏のバランスが大切!」

【月刊HOTERES 2017年03月号】
2017年03月10日(金)
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㈱サップス 代表取締役
中瀨 敏和
Toshikazu Nakase
〈プロフィール〉1968 年大阪市生まれ。88 年大阪YMCA 国際専門学校「社会体育学科」卒業後㈱ジェイエスエス入社、97 年㈱スポーツアシスト設立に参画。総合スポーツクラブ、医療法第42 条にかかわる運動療法施設、メディカルフィットネスクラブの開業支援・経営改善、ホテルフィットネスクラブの運営企画を担当し、2002 年㈱サップスを設立。07 年中小企業新事業促進法に基づく経営革新計画「スポーツクラブの再生事業」で兵庫県知事の承認を得、先行クラブとは一線を画する再生クラブを創造し、現在はロケーションに応じたテーマの違う直営事業を11 店舗、パートナーシップ運営受託事業を7 企業(7 事業所)展開している。
 
 
株式会社サップス
〒659-0067 兵庫県芦屋市茶屋之町2‐22
TEL:0797-35-6350
URL:http://sa-ps.jp/index.html
【概要】「予防医療への貢献」「コミュニティー拠点(スポーツクラブなど)参加率向上への貢献」「生きる喜び・やりがいづくり」への貢献をミッションに、フィットネスクラブの運営とスポーツ用品・用具の販売事業を軸としたウェルネス事業を展開。創業は2002 年。中小のスポーツクラブが抱える在庫リスク低減を目指し、スポーツ用品の委託販売ビジネスを創造。その後、独自の運営ノウハウを生かし、ウェルネスプログラムの開発・提供などを通じたホテル内スポーツクラブの再生などを手掛ける。

全12 回の連載で、フィットネス視点からの「ホテルウェルネスプログラム」について具体的なアプローチ方法などを交え、お伝えしていきます。第3 回はホテルフィットネスの事業性についてお話ししたいと思います。
 

 ホテルフィットネスクラブの事業部門別損益を抽出してみると事業成立していないというホテルは多いのではないでしょうか。
 
 宿泊ゲストへの付帯サービスとして必須だから仕方がない。また、フィットネスメンバーの料飲部門などの利用を見越すと収支トントンなどと言うお声もよく聞かれます。
 
 ただ過去のように企業の宴会や各種団体の会合がホテルで行なわれる機会が減少し、社会の構造や人々の価値変容(欲求対象の変化)というパラダイムシフトから、現状のホテルフィットネスクラブの運営方法は既に限界を迎え、クラブメンバーの年齢構成からも収益が悪化の一途をたどるのは目に見えています。

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