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037 岡村衡一郎  サービス・イノベーション48手 

037 厄年を過ぎたら短所補正でイノベーション

【月刊HOTERES 2017年03月号】
2017年03月24日(金)
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岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

今回のポイント
「伸ばす」から「熟成」へのリーダーのトライアンドエラーを見て
部下にも「自分もやってみよう」という意識が芽生える

 
 係長、課長、部長と段階を経て昇進し責任範囲は広がっていく。各ポジションで求められるものは当然異なる。しかし、課長の延長線上で部長の役割を全うしようとする人は少なくない。例えば4 月1 日で部長に昇格したとして、3 月31 日までの自分のスタンスの何を変えればいいのかと自問自答して、新たな役割に臨んでいる方はどれくらいいるだろうか。
 
 皆、強みが認められるから昇格していく。昇格のタイミングが、厄年を過ぎていなければ、強みをさらに伸ばす方向で新たな役割に挑んでいいだろう。課題は厄年を過ぎてからである。厄年の背景に精神的肉体的な成長のかげりへの注意の喚起がある。男性なら42 歳の前後に知力体力のピークが訪れる。今までのやり方の強化だけなら伸びが小さくなるのだ。
 

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