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トップインタビュー  ㈱ひらまつ  代表取締役社長  陣内 孝也 氏

レストラン、ホテルを通じて 日本のアイデンティティーが 感じられる存在を目指す

【週刊ホテルレストラン2017年04月21日号】
2017年04月21日(金)
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1982 年、東京・西麻布にオープンした24 席のフランス料理店「ひらまつ亭」に始まり、その歴史を刻んできた株式会社ひらまつ。これまで「ひらまつ」「ASO」「ポール・ボキューズ」などのブランドで33 店舗のレストラン、カフェを日本全国、そしてフランス・パリで展開してきた。2017 年に創業35 年を迎えるにあたり、16 年にはホテル事業もスタートさせた。創業者の平松博利会長の後継者としてひらまつを率いる代表取締役社長の陣内孝也氏に、新時代のビジョンについて話を聞いた。

㈱ひらまつ  代表取締役社長  陣内 孝也 氏
㈱ひらまつ  代表取締役社長  陣内 孝也 氏

自分たちの力で運営しながら
ホテル事業のノウハウを蓄積する
 
社長就任から間もなく1 年になりますが、2016 年のひらまつグループ全体の動きをどのように見ていますか。
 
 2016 年に創業者でもある前任の平松博利が会長に就任し、私が代表取締役社長を引き継ぐことになりました。私たちの新経営体制がひらまつをさらに発展させていくためには、このタイミングで平松自身が退き、後継者の陣容を組んでおく必要があったのだと思います。私としては、バトンタッチはもう少し先の話になると思っていたのですが、16年のホテル事業スタートも含めて、今後10 年間でさまざまな種まきをしていかなければならないことから、早めに次世代へ引き継がれました。
 
 平松会長は優れたシェフであるとともに経営者としての才覚も持ち合わせていました。新しい経営体制においては、現場上がりの私が社長を務め、財務について長年の経験を持つ服部亮人が副社長を務める形で挑んでいきます。2016年の初年度に3 店舗を開業したホテル事業はもちろん、レストラン事業やブライダル事業についても新たな構造改革をしていかなければならないと考えています。
 
ホテル事業の初年度の業績はいかがですか。
 
 私たちにとってホテル事業の展開は、勉強はしているものの経験はゼロであり、ノウハウは運営しながら蓄積していくことになります。2016 年7 月15 日、三重・伊勢志摩にオープンした第1 号店の「THE HIRAMATSU HOTELS &RESORTS 賢島」はほとんど宣伝をしないまま、従来のレストランの顧客やウエディングを挙げていただいた方々、株主にご案内を差し上げご利用いただくところから始めました。次第に稼働率が安定的に上昇していき、現在の平均稼働率は約70%を超えることも多くなりました。評判もよく、上向きに推移していると言える状況が続いています。
 
 10 月27 日にオープンした2 号店の「THE HIRAMATSU HOTELS &RESORTS 熱海」は、現代の名工と謳われた木下孝一棟梁が手掛けた数寄屋造りの建物に、メインダイニングと約160㎡のスイートルームを2 室ご用意しています。さらにその下に、11 室を増設した新棟を設けました。全室とも相模湾のオーシャンビューを満喫しながら、熱海の温泉をお楽しみいただけます。こちらも非常に評判がよく、高価格帯であるにもかかわらず、スイートルーム稼働率が50%以上を維持しています。
 
 開業前の宣伝はせずに、開業当初はゆっくりとしていましたが、SNS などであっという間に評判が広まり、直近の予約が埋まっていく動きが見られるようになってきました。熱海は東京から新幹線で30 〜40 分の距離ということもあり、仕事を終えてそのまま宿泊されるお客さまもいらっしゃいます。シニア、家族連れ、企業のトップの方々が、特別感を期待して突然予約を入れてくださるのです。
 
 ホテルをオープンして間もないですが、手応えを感じているところです。今後も皆さまからアドバイスをいただきながら、ブランドの構築と営業活動を進めていきたいと思います。

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