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トップインタビュー   金沢東急ホテル  執行役員総支配人 齊藤克弥 氏

ホテル開発進む金沢のマーケットで 33年目の実績と信頼を胸に次なる飛躍、MICEへ注力

【週刊ホテルレストラン2017年05月26日号】
2017年05月26日(金)
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2015 年3 月14 日に北陸新幹線が開業したものの、2 年目(16 年3 月14 日~ 17 年3 月13 日)の乗客数は 前年同期比7%減(858 万4000 人)。半面、ローカル線の入客数は上昇していることから、新幹線開業景気のポテンシャ ルはあるとも見られている。さらに2020 年までのホテル開発は急増している北陸・金沢で、マーケットに即したホテルビジネスを続けてきた金沢東急ホテルの執行役員総支配人齊藤克弥 氏に、今後の展開について聞いた。

金沢東急ホテル  執行役員総支配人 齊藤克弥 氏
金沢東急ホテル  執行役員総支配人 齊藤克弥 氏

2020 年まで活発なホテル開発
金沢マーケットの可能性
 
近年の金沢のマーケットおよび貴ホテルの業績について教えてください。
 
 北陸の景気は確実に回復傾向、特に個人消費についてはマインド面の好転も寄与し持ち直していると感じています。企業の設備投資も着実に増加傾向にあり、他エリアよりは、恵まれている状況と判断しています。ただし、北陸新幹線が開業して2017 年3 月14 日で3 年目となりましたが、新幹線への乗車率は初年度以降下降線をたどっています。現に初年度比乗車率は8%減、あわせて県内宿泊日数も同年比2.2% 減という結果となりました。半面、外国人の入客数が19.1%と増加していることには期待が感じられます。恐らく、JR6 社が共同発行している訪日外国人向けの「ジャパン・レール・パス」(JR グループの急行・特急、一部を除く新幹線などが乗り放題となるフリーパス)の認知・利用が増えていることも影響していると思われます。
 
 当ホテルも17 年2 月までの実績で、稼動率はほぼ前年並みを維持しているものの、ADR では若干の落ち込みが否めず、北陸新幹線の乗車率に比例して国内マーケットが下降気味だったとも感じております。インバウンド需要は14.5% 増加となっており、特にヨーロッパ系インバウンドが24.3%と高い伸びを示しております。主な要因は、インバウンド需要を見越してのAGT 設定本数増や広域観光をとらえた連泊への誘導、海外OTA 検索順位施策など。外的要因では、スペインイベリア航空の成田直行便、それに何と言っても北陸新幹線金沢開業効果が大きいと思われます。
 
 料飲部門は、前年比4.9% 増で推移しており、特に地元に特化したレストランの伸びは顕著となっております。また、カフェラウンジをリブランド後にバーとしても打ち出したことで、活用の幅が広がったと感じております。宴会では、特に大型MICE が散見されるようになり、3 月16日には金沢駅前中心に1 万5000 人規模の学会が開催されました。
 
 2016 年度は、高い目標を設定し挑戦的な展開を考えておりましたが、厳しい状況でもありました。リブランド、北陸新幹線開業以前よりは、ADR、レストラン売り上げともに、格段の差はありますが、北陸新幹線開業3 年目となる今年こそ真価が問われると思っており、まさに“勝負の年”と心得て取り組んでまいります。

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