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【IR インタビュー】 

ハードロック・インターナショナル  会長 ジェームス・F・アレン氏

【月刊HOTERES 2017年06月号】
2017年06月02日(金)
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昨年12 月にIR 推進法が成立し、日本でも統合型リゾート開発の道筋が具体性を帯び始めた。アメリカ セミノール・トライブ・オブ・フロリダ傘下のハードロック・インターナショナルは今年1 月、日本法人としてハードロック・ジャパンを設立。世界におけるレストランやホテル、カジノ開発・運営で積み重ねてきた確かな実績を生かし、日本市場への事業拡張を狙う。ハードロック・インターナショナル会長を務めるジェームス・F・アレン氏に日本における戦略と展望を聞いた。


ハードロック・インターナショナル  会長 ジェームス・F・アレン氏

世界の共通語である音楽をテーマに
普遍的なエンターテインメントを追求
ハードロック・インターナショナル
 
音楽と人を結び付ける
独自の世界観を創出
 
世界で知られるハードロックのホテルが日本に参入するとなると大変話題を呼びそうです。その一番の強みは何でしょうか。
 
 現在、世界74 カ国でレストランやリゾートを運営しています。さらなる発展を目指すに当たって、このほど日本支社を設立し、日本でより広く活動する土台ができたことを大変うれしく思っています。
 
 われわれは常に音楽をテーマに事業を進めてきました。音楽はいかなる国、いかなる文化圏においても通じる世界唯一の共通語です。異文化や民族的、経済的な背景と歩みよりながら、その地に根付き、ともに発展してきたブランドの歩みがあります。こうした姿勢はハードロックのブランドを語る上で非常に重要です。
 
 周知の通り、日本では過去30 年ほど「ハードロック・カフェ」の業態を中心に展開し、運営会社であるWDI 社とも長らく良い関係を結んできました。同じように、これまでさまざまな国と地域で強固なパートナーシップを構築しています。
 
 中でも、ハードロック・ホテルは、音楽的なエンターテインメント性と多国籍文化、そして高いサービス・クオリティーが絶妙にブレンドされた、ほかには類のない非常にユニークなホテル業態です。
 
 その最大の強みは、単に宿泊する場にとどまらず、知り学ぶ場となり得ることでしょう。例えば、音楽アーティストを交えてのイベント開催もそうですし、世界でも最大規模の8 万点という、巨大な音楽関連の所蔵コレクションを絡め、われわれがキュレーターとなって展示会を行なうことも可能です。われわれが持つ、音楽史に刻まれる数々の要素を世の中に生かすことで、国境を越えて多くのお客さまを引き付ける魅力を備えています。

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