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046 岡村衡一郎  サービス・イノベーション 48手 ~現場と本部が一体で進めるイノベーション~ 

046 お客さまと広く、深く、早く付き合えた証し

【月刊HOTERES 2017年06月号】
2017年06月08日(木)
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Profile
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

変化に追われるリーダーのための実践的イノベーションメソッドとして、ホテル業の事例にとどまらず、多く企業変革の現場から生まれた「チェンジング・メソッド」48 種を紹介します。
 
 
今回のポイント
三つの指標の活用には
取組みを主観だけに頼らず、客観的なモノサシにすべし

 
 地域一番企業は、お客さまと広く、深く、早くつきあえる。プロ野球の打率、打点、ホームラン本数の三冠王のような存在に等しい。お客さまをセグメントして狭く捉えず、お客さまを価格訴求で引き込まず、専門店にありがちな高単価品だけの品ぞろえもしない。主観だけにたよって商売の出来不出来を見ていないから、お客さまと広く、深く、早く、関係ができていく。
 
 客観的な広さの証しとしてのシェア。深さのモノサシとしての粗利率。早さの客観的基準としての回転率。自社中心のもののみかたではなく、相対的な基準をもって自分たちの商売の量と質の成果を振り返る。マーケットシェアはお客さまの支持率、看板シェアの3%から独占シェアの70%までの幅がある。支持を得られたか否かを測りながら10 人中7 人を目指す。
 

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