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レポート  スーパープレミアムジン国内売上ナンバーワン*

こだわりを発するクラフトジン その中心的存在がタンカレー ナンバーテンだ

【月刊HOTERES 2017年07月号】
2017年07月07日(金)
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世界各国でジンがブームだ。英国、オランダ、ドイツやフランスでジンの生産者が急増し、プレミアムジンの消費が飛躍的に伸びている。日本でも本格的なジンの生産・販売が始まった。この流れの中心にあるのが「クラフトジン」と呼ばれる、小規模生産によるこだわりのジンだ。いまや、ジン選びは店のこだわりの表明でもある。どんなジンが使われているかで、その店の姿勢がわかる。今も昔も最高レベルのプレミアム。「タンカレー ナンバーテン」は、常にクラフト中のクラフトにある。
* 2015 年販売数量実績(IWSR2015) 日本国内におけるスーパープレミアムジン売上容量換算より


ジンの輸入はこの10 年で上昇カーブを描いており、金額ベースでは過去最高額に達した。これは高品質なジンへの需要の高さが影響している。 (出典:財務省普通貿易統計)

世界的なジンブームの中で、その期待値と可能性が
外食産業全体に膨らんでいる
 
ジン市場は“ルネッサンス期”を迎えた!
 
酒類市場は空前のジンブームだ。高品質のジンに対する市場の反応は敏感で、世界の主要なジン市場である米国やスペイン、英国ではすでに、プレミアムジンが勢いを増している。英国では2010 年から2016 年の間に、ジンの蒸溜所が116 から233 に倍増。昨年だけで49 の新しい蒸溜所がオープンしたという。こうした新興の蒸溜所の多くは「クラフトジン」と呼ばれ、今日の酒類市場を盛り上げるメインストリームになっている。
 
今日のジンの隆盛は、近年のカクテルの革新との相乗効果により、海外メディアでは「第2 のルネッサンス」とも称されている。複雑で繊細なフレーバーの多様化、さらに社会全般のクラフト化の流れに乗ったところも大きい。日本に輸入されるジンのブランドも飛躍的に増えた。風味豊かなジンがそれぞれに個性を発揮しているのが今日のジンブームだ。
 
「タンカレー ナンバーテン」は、
クラフトジンの源流だ
 
クラフトジンなる表現が生まれるよりはるか昔、チャールズ・タンカレーがロンドンのブルームズバリーに蒸溜所を設立したのは1830 年。「今までにない高品質のジンを創る」という強い信念は、カクテルシェーカーをモチーフとしたボトルデザインのプレミアムジン「タンカレー ロンドン ドライジン」に宿った。その信念をさらに色濃く伝える「タンカレー ナンバーテン」は、マスターディスティラーによって少量ずつ丹念に造られる、“ ハンドクラフテッド・ジン” だ。1960 年代に誕生した手作りの小型単式蒸溜器「TINY TEN」(タイニーテン)は、400ℓしか入らないスワンネック型。4 回目の蒸溜でこのオリジナル蒸溜器を使用し、チャールズの思いとクラフトマンシップが凝縮される。
 
麻袋で約1 年半をかけて熟成させたイタリア・トスカーナ産の大粒のジュニパーベリーには抜群の凝縮感があり、併せて厳選したコリアンダー、アンジェリカルート、リコリスをバランスよく配合する。ジン蒸溜では困難と言われるフレッシュフルーツは、メキシコ産のライム、フロリダ産のオレンジ、地中海沿岸のグレープフルーツなどが贅沢に使われる。マウスフィール(口当たり)を良くするためにカモミールまで用いるというから驚きだ。ライトグリーンのボトルカラーはフレッシュフルーツを、またボトルの底はスクイーザーを表している。
 
発売された2000 年から3 回連続で、サンフランシスコ世界スピリッツ大会のベストスピリッツに選ばれた「タンカレー ナンバーテン」は、ジンとして唯一の殿堂入りを果たしている。日本国内でのスーパープレミアムジンの売上もNO.1 であり、まさにクラフト中のクラフトだ。
 
クラフトジンは、業態を選ばない
店やメニューの信頼度が高まるジン選びを
 
ジンは活躍の場を広げている。カクテルの代表格「マティーニ」や「ギムレット」「ジン&トニック」は時代や国を問わず親しまれる“ ユニバーサルカクテル”。これらを支えるジンは、レストランでも重要なメインキャストである。消費者やゲストの関心の高まりに応じたメニュー作りは、その店の信頼性を裏付ける重要な構成要素だ。
 
例えば「ジン&トニック」に「タンカレー ナンバーテン」を使ってみる。ライムの代わりにグレープフルーツやオレンジを活かしてみれば、ジンそのものの香りが花開き、フレッシュさが一段と増す。
 
華やかさとエレガントさ、フレッシュさなど、ジンに求められる要素をすべて備える「タンカレー ナンバーテン」の存在は、料理や食材へのこだわりと同様に、その店の味と個性を引き出す存在となるはずだ。
 

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