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Tourism and Bridal Market Data 

観光・ブライダルマーケットエリアデータファイル《高崎市編》

【月刊HOTERES 2017年08月号】
2017年08月11日(金)
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今回取り上げるのは群馬県最大のマーケットである高崎市。県庁所在地である前橋市と並ぶ中心都市となっている。同市は古くからの交通の要衝であり、都心部への玄関口として成長してきた経緯がある。以下に高崎市のマーケットポテンシャルとともに、群馬県の結婚式場マーケット、さらに県内観光マーケットを見ていこう。
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1. マーケットポテンシャル
 前回の前橋市編でも述べているが、群馬県は多極構造となっており、その中で高崎市は交通の要衝、商業の中心都市となっている。
 
 高崎市は人口37 万1148 人(2016年3 月末)を擁する中核都市を形成している。これは群馬県人口の18.9%のシェアを占めており、県内で第1 位の人口規模となる。高崎市周辺都市を見ると、前橋市が33 万4881 人、シェア17.1%で県内第2 位の人口規模を有している。この2 都市以外では渋川市が8 万261人、藤岡市が6 万6700 人、安中市が5 万9858 人、富岡市が4 万9946 人となっており、また、町村部では玉村町が人口3 万6205 人と市部に続く規模になっている。
 
 過去5 年間の人口増加率(16 年/11 年)を見ると、高崎市は0.1%の微増となった。群馬県内はおおむねマイナストレンドであるなかで、ほぼ横ばいとはいえ数少ない増加都市となっている。高崎市周辺都市を見ると、高崎市以外はすべてマイナストレンドとなっており、特に東吾妻町が▲ 9.1%、長野原町が▲ 7.5%で減少幅が大きくなっている。
 
 高崎市の年齢構造を見ると、若年人口比率は19.0%、適齢期人口比率は24.6%であり、若年人口比率は全国レベル(18.0%)を上回り、適齢期人口比率は全国レベル(25.1%)を下回る結果となった。高崎市周辺都市の若年人口比率を見ると、玉村町が21.6%、榛東村が20.4%、藤岡市が18.6%、前橋市が18.5%で全国レベルを上回っているが、その他の都市はすべて全国レベルを下回っている。適齢期人口比率は榛東村の25.8%のみが全国レベルを上回っており、それ以外の都市は全国レベルを下回っている。榛東村は高崎市や前橋市のベッドタウンとして機能している。
 
 高崎市周辺都市の高齢者人口比率(65 歳以上人口比率)はおおむね全国レベル(23.0%)を上回っているが、高崎市が22.8%、玉村町が16.2%、榛東村が19.6%で全国レベルを下回っており比較的高齢化の進展が緩やかである。
 
 高崎市の将来推計人口を見ると、すでに減少フェーズに突入しているものの、2030 年ごろでも2010 年ベースの約5%の減少と比較的2010 年ベースを維持すると推計されている。高崎市周辺都市を見ると、おおむね減少フェーズに突入しているが、その減少トレンドは都市によって差がある状況だ。前橋市は2030 年ごろで2010 年ベースの約10%減少すると推計されており、将来的に高崎市とのマーケット規模の格差が広がると思われる。
 
※「高崎市周辺都市の人口マーケットトレンド」「高崎市周辺都市の年齢構成」「高崎市周辺都市の将来推計人口」「都市勢圏」「拠点性と流入傾向」「高崎市周辺都市の婚姻マーケットトレンド」「群馬県主要都市の結婚式場の事業所数」「群馬県主要都市の観光入込」「群馬県分類別観光客入込数」「群馬県主要温泉地の観光入込客数」など図表や詳細なデータにつきましては本誌ご購入、または電子版有料版にご登録いただけますよう、お願い申し上げます。
 
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