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053 岡村衡一郎  サービス・イノベーション 48手 –Part2 ~現場と本部が一体で進めるイノベーション~

053 経営に生かせるもの「両親からの学び」「原体験」「兄弟構成」

【月刊HOTERES 2017年08月号】
2017年08月11日(金)
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Profile
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。㈱船井総合研究所を経て、2004 年㈱スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

変化に追われるリーダーのための実践的イノベーションメソッドとして、ホテル業の事例にとどまらず、多く企業変革の現場から生まれた「チェンジング・メソッド」として紹介していた48 種。そのPart2 としてお届けする。
 
今回のポイント
自分の成り立ちを否定すると
感情がなくなり成長は止まる、形成してきた事実を認識せよ
 

 
 経営に生かせるものは、MBA 的な方法論だけはない。人が営む経営は合理的を追求する機械論だけでなく、人のよさを発揮していく、しょうもなさも含めて包み込む、人間論も併せて考えていった方がいいだろう。あるホテルのA支配人はリーダーシップの取り方を変えた。先輩のマネを卒業し、自分軸を元にリードするようになってから成果の質が向上している。
 
 三つ子の魂、百までも。誰にでも生涯続く原点がある。教科書通りにリーダーシップを取ろうとしても、自分と特性の違う人になろうとしても、続かないから恒常的成果になりにくい。一人一人の経営の充実は、自分の三つ子の魂に気づき、受け入れ、高めていくのが得策だ。原点を充足する多少の弱みを補完しながら完璧を目指そうとする実践を軸にしたい。

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