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連載 26 濱田裕章  小さな会社のブランド構築  新橋六丁目計画 開発準備

連載 26  標準化を目指して

【週刊ホテルレストラン2017年08月18日号】
2017年08月18日(金)
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㈱龍名館 専務取締役
濱田裕章氏

標準化を目指して
 人材に引き続き、今回の新規ホテルに関連して課題視しているのは弊社全体としての効率性の追求です。
 
 現状の弊社の事業規模を客室数でみると千代田区に9 室、中央区に135 室、そして今回の港区で63 室、計207 室。一棟平均69 室と比較的小規模な施設運営をしており、一棟で200 室運営している施設と比較するとあらゆる面で効率が悪い状況です。また弊社の意思ではありますが、3 棟でハード面、ソフト面を標準化しておらず経営視点ではバツが付く状況です。ホテル龍名館お茶の水本店(千代田区・9 室)はラックレート6 万円超で9 割はプライベート利用のホテルです。対してホテル龍名館東京(中央区・135 室)はシングルから和洋室、スイートまで12 種類の客室タイプで、東京駅前という立地もありビジネス利用、プライベート利用の比率が5:5 とバランス良く、同じホテルブランドでありながら提供価値・体験は異なります。当然にアメニティなどのソフト面においても大半が異なっています。理由はお茶の水本店が2014年の改装前、1 階と2 階の2 フロアのみの旅館形態での営業であり、3 階以上はオフィスとして貸し出ししている経緯あり、改装も2 フロアのみで約50㎡の客室を9 部屋しか設けられなかった背景があります。部屋数が少ないため客室単価を上げて再出発していますが、これにより東京店との商品価値のギャップが生まれています。ソフト面が標準化できない弱みも、強みとして捉え運営をしていますが、経営における課題としては残り続けています。

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