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佐藤 裕久  『それでもなお一杯のカフェの力を信じますか?』

第三回  『成長の物語(ストーリー)を紡げるのだ』

【月刊HOTERES 2017年09月号】
2017年09月01日(金)
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佐藤 裕久Hirohisa Sato
Profile 京都市上京区生まれ。神戸市外国語大学英米語学科中退、アパレル会社で出店計画事業などに従事後、1991年㈲バルニバービ総合研究所設立、代表取締役に就任。98年㈱バルニバービに組織変更。現在、東京・大阪をはじめ全国に79店舗(2017年8月末時点)のレストラン・カフェやスイーツショップを展開。著書に『一杯のカフェの力を信じますか?』(河出書房新社)『日本一カフェで街を変える男』(グラフ社)がある

 
『成長の物語(ストーリー)を紡げるのだ』
 2017 年8 月現在、われわれは79 店舗を運営しています。“ そんな数になったんだなぁ” という感慨はありますが、店舗数自体にあまり重きをおいていないのが正直な気持ちです。
 
もちろん上場している以上、今期来期の出店計画や売り上げや予算、計画を投資家の方にお伝えする義務はあります。
けれど投資家説明会や面談の度に、“ その数字自身にわれわれの本質はありません” と添えています。
 
なぜかと言うと、5 坪の店もあれば300 坪の店もある。単なる数字では実態を把握しにくいこともあるのですが、数字以上に僕たちが進めようとしている“ 飲食業の在り方や考え方” が結果的に、事業として成長し、いまだかつて他社が成し得なかった『成長の物語(ストーリー)』を紡げるのではという思いの上でこの会社を運営しているという覚悟がわれわれの根源にあるからなのです。それは同時にチェーン展開化できる手法やM&A の手法のみに会社の成長や拡大があるわけではないことを体現することを意味します。
そのことを象徴するメッセージを今回はここに掲載したいと思います。
 

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