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第23 回 伊藤 淳  いよいよ到来! ホテルウエディング復活のとき! カスタマーニーズを先取りし、ホテルの強みをフルに活かしてお客様の心をつかむ!

第23 回  「ひと・サービス」のホテルの強み

【月刊HOTERES 2017年09月号】
2017年09月08日(金)
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伊藤 淳氏
クラリス ウエディング ブランドエグゼクティブ/クラリス ウエディングプランナースクール校長/クラリス ウエディングプランナー研究所所長
〈プロフィール〉1997 年より㈱リクルートのゼクシィ事業部に8 年間在籍。ゼクシィ「茨城・栃木・群馬版」の立ち上げ責任者を経て、ホテルウェディンググループゼネラルマネージャーに就任。2005年退職し、「クラリスウェディングプランナースクール」を創設、第一線で活躍できるウエディングプランナーの育成に携わる。07 年に㈱リクルートと共同で現役プランナー向け研修を生み出し、ウエディングの打ち合わせオペレーションの改革を提唱する「明日からウエディング」を考案。さらにプランナーだけにとどまらず、ウエディング業界全体の活性化のためジュエリー業界のスタッフや現場キャプテンのトレーニングにも力を注いでいる。

 
 9 月。9 月を晩夏と感じるか初秋と感じるか。ひとそれぞれ感じ方はちがうと思いますが暦の上では秋です。そろそろ秋の足音が聞こえていてもおかしくはない時期ですが、近年は残暑が続き現実的には晩夏の色が濃いのが現実です。秋というとさまざまなカテゴリーで象徴的な季節に例えられます。その表現方法としては「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」。
 
 私たちの業界的には「ウエディングの秋」でもありますね。秋は天候にも恵まれることも多く、とても気持ちの良い季節です。世界的に見てもこの「秋」はウエディングのトップシーズンのようです。世の中にたくさんの幸せな笑顔があふれるシーズンになることを祈っています。
 
 さて今回は「ひと・サービス」のホテルの強みについて考えてみたいと思います。どんなにロケーションが良くても、どんなにアクセスが良くとも、どんなに施設が魅力的でもそこに「ひと」が介在し息を吹き込むことをしなければ価値は生まれません。例えば皆さんのホテルにホテルスタッフもお客さまもいなかったとしましょう。想像してみてください。それはどんなに立派な施設でも温かみを感じることのない、ただの冷たいハードでしかなく、まるで廃墟のような空気が流れていることでしょう。どんな場所でもそこに「ひと」が集い「ひと」が介在することで「温かく生きている空間」になるのです。
 
 ホテルにはそんな「ひと」がいつもたくさんいます。そしてお客さまという「ひと」をプロフェッショナルな「ひと」がお迎えするのです。もちろん皆さんはそのプロフェッショナルな「ひと」です。ウエディングをきっかけにしてお客さまはいったいどれだけのホテルスタッフにかかわるのでしょうか。初めてホテルに訪問したとき初めて接するのは誰でしょうか。正面玄関からならドアマン、駐車場からなら駐車場の係員の方でしょうか。これがホテル第一印象になるかもしれません。そしてロビーに入るとそこにはコンシェルジュ、少し先にはフロントスタッフのお客さまに対応する顔が見えるかもしれません。
 

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