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「香り」をホテルの価値にする  Season8 Part2

株式会社京都プラザホテルズ  6店舗のチェーンホテルにおいて すべての喫煙ルームに積極導入

【月刊HOTERES 2017年10月号】
2017年10月20日(金)
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シングルルームに設置された「airnote」。京都プラザホテルでは、「ブライトシトラス」の香りで統一している
エキストラベッドを入れることで、トリプルでの利用もできるツインルーム。広い空間も1台の「airnote」がニオイ問題を解決している

チェーンホテルの支店長会議で
効果の情報を共有し、全館設置へ


「これほど多くの消臭アイテムが各社から提案されているということは、おそらくニオイの7割、8割を取り除くものはたくさんあるけれども、それ以上の効果はいずれも望めないということだったのではないでしょうか。その意味で、『airnote』はそこから一歩抜きん出たアイテムだと感じたことから全館導入に至りました」

 支給されたサンプルを使って「airnote」のトライアルを行なったところ、現場のスタッフはすぐにその効果を実感し、採用を決定した。これまでさまざまなアイテムのサンプルを試してもまったく変化を感じていなかったスタッフから、はじめて見ることのできたポジティブな反応だった。コストパフォーマンスの面からも、「airnote」はすべての喫煙ルームに設置する価値のあるアイテムとして認められた。そして「airnote」の設置後は、タバコのニオイに関するお客さまからの声は確実に減ったのである。

 京都プラザホテルズのチェーンホテルの中で、最初に「airnote」を採用したのは京都プラザホテルだった。2014年6月に本館、10月に新館に設置している。京都プラザホテルの客室数は合計215室。「airnote」が設置された喫煙ルームはその内の約1/3にあたる。

 さらにエレベーターホールを挟んで左右で喫煙ルーム、禁煙ルームに分かれる構造になっている2階、3階、4階の廊下にも、各フロア2台ずつ「airnote」を取り付けることでタバコのニオイ問題の解決に向けた一歩を踏み出した。さらにほかに置き場がないことからやむを得ずエントランスの外側に灰皿を置いている関係上、新館の1階にも「airnore」を1台設置している。

 京都プラザホテルズでは毎月1回、チェーンホテル同士の支配人会議が行なわれる。その席上で情報共有がなされるが、タバコのニオイの悩みはいずれのホテルも抱えている大きな悩みの一つであったことから、「airnote」の効果はすぐに伝えられ、すべてのホテルの喫煙ルームへとその設置が広がったのである。

「優れたアイテムを各チェーンホテルが導入すれば京都プラザホテルズ全体のレベルが向上し、グループメリットを生かすことでコストダウンにもつながります。各ホテルは立地によってメインの客層が異なることから、お客さまの喫煙率に高低差も見られますが、タバコのニオイに関する悩み自体は共通しています。比較的喫煙率の高いホテルにおいては、『airnote』設置による効果はより明確に出ています」

屋外にある喫煙スペースからのタバコのニオイもれの対応策として、新館のエントランススペースにも「airnote」を設置している
喫煙ルームと禁煙ルームが同一階に配されているフロアの廊下では、壁紙が傷まないようにとの配慮から、パイプスペースのスチール扉に「airnote」を設置
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