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第六回 佐藤裕久  『それでもなお一杯のカフェの力を信じますか?』

第六回 そろそろ“無い物探し”をやめませんか?

【月刊HOTERES 2017年10月号】
2017年10月20日(金)
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佐藤裕久 Hirohisa Sato
Profile
京都市上京区生まれ。神戸市外国語大学英米語学科中退、アパレル会社で出店計画事業などに従事後、1991年有限会社バルニバービ総合研究所設立、代表取締役に就任。98年㈱バルニバービに組織変更。現在、東京・大阪をはじめ全国に76店舗(2017年5月末時点)のレストラン・カフェやスイーツショップを展開。著書に『一杯のカフェの力を信じますか?』(河出書房新社)、『日本一カフェで街を変える男』(グラフ社)がある。

そろそろ“無い物探し”をやめませんか?

僕はこの記事も多くの地方の方々に目を通していただいていると信じ書いています。皆さん、ここでゆっくり深く息を吸い込んでください。できるだけニュートラルな感覚になってみてください。

そこで質問です。

皆さんは自分たちの街の『無い物探し』をしていませんか?東京との比較対象にだけ目を向けていませんか?僕はこの歳になって思うのです。『なんと素晴らしい国に生まれたものだ』と。同時に現状を『なんてもったいないことになっているんだろう』とも。

もちろん、首都東京は世界でもトップクラスのスケールと機能、魅力を持った巨大都市です。一見ないものが見当たらないすべて満たされたように思えるハイパーシティ!けれどそれだけがこの国の要素のすべてなはずはありません。起伏に富んだ数々の都市、地方、郊外、山里、村落にはさまざな日本の真骨頂が存在しています。あふれていると言っても過言ではありません。しかしその潜在・顕在かかわらずの魅力に住民はもとより行政担当官さえ気づかず、見失い、どんどん衰退し、捨て去られ、多くの場合今や希望すらも失いかけてきています。『あまりにもったいない!!』今一度この国の隅々まで見渡し、見つめ直してみませんか?

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