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第287回 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考 

第287回 『今後求められるであろうホテル旅館格付け等基準の追求⑵』

【月刊HOTERES 2017年11月号】
2017年11月17日(金)
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北村剛史
Takeshi Kitamura

㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長
㈱日本ホテルアプレイザル 取締役
不動産鑑定士、MA(I 米国不動産鑑定士)
MRICS(英国王室認定チャータードサーベイヤー)
CRE(米国不動産カウンセラー)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事


 前回の格付け等前提理論や弊社が実施したさまざまな顧客調査結果を踏まえ、今後求められるであろう、個人消費時代におけるわれわが国のホテル旅館格付け等基準構成を整理しますと、1 スタークラスには、清潔感、基本的な安全性や安心感の確保、2 スタークラスには、さらに高いレベルで求められる徹底した安全性の確保に高い機能性、3 スタークラスにはさらに十分な快適性のほか、充実したレストラン等付帯サービスの提供、4 スタークラスにはステイタス性のほか、パーソナルサービスの提供、5スタークラスにはシーンメイク力や高い質感、審美性を要求すると同時に、4 スタークラス以上には、高いレベルのスタッフ顧客接遇力が求められるべきです。次にカテゴリー表現については、世界的には「スター」での表現が多いものの、すでにいくつかの評価会社が日本の宿泊市場にも参入していることも踏まえ、弊社では、「スター」ではなく、「ダイヤモンド」を採用していますので、上記のようなサービス要素の特性を踏まえた場合にダイヤモンドカテゴリー別に求められるべきカテゴリー定義を整理しますと以下の通りとなります。

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