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第135回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成

第135回「学びを生かす」

【月刊HOTERES 2018年02月号】
2018年02月02日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉

1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

営業マンは社食でご飯食べるべからず
 前号に続き、不死鳥のごとく甦った盛岡グランドH の再建請負人K 氏の続編7 回目である。前号でお客さまを○○さんと呼べる仲になれということを列挙したが、それだけ親しい仲になると、今までのパーティーをやるときは盛岡グランドホテルでやりたいから、10・20・30・40・50周年というふうな記念行事や、会社設立オープン記念パーティー等含め、あらゆる名目のパーティーが多く入るようになったとき、今までの企業名で選んでもらえるのではなく、盛岡グランドホテルの○○君に担当してほしいと個を指名する人が多くなってきた。それだけ営業マンがお客さまに認められ、また新たな顧客をどんどん拡大していったのである。そんなある日、営業マンが社員食堂で昼食を取っているときK 氏から檄が飛ぶ。「○○君は今日の担当じゃないか、しかも今日は立食パーティー。それなのに営業マンたるもの社員食堂で飯を食ってどうすんだ。ちゃっかりお客さんに交じってごちそうになれる仲になれ」だった。皆さんからみたらそんな…、と思うかも知れないが、それほどお客さまと太いパイプができたからこそ経営が変わる前は、1 億円程度のパーティーの売り上げだったのが、あっという間に24 億円まで伸びたのである。

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