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第22回 安東 徳子  科学で伸ばす人事戦略 数値化できるホスピタリティ 

第22回 不機嫌とは品性の欠如である

【週刊ホテルレストラン2018年06月15日号】
2018年06月15日(金)
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 前回、「品性」とは誰に対しても等しく尊重する気持ちを持ち、誰も見ていないところでも正しい行動ができる品格であるからこそ、コミュニケーションには不可欠な「信頼感」の基礎となることをお話しいたしました。
 
 品性を身につけるには日々磨き上げていかなければなりませんが、その方法について解説いたします。

株式会社エスプレシーボ・コム
代表取締役
安東 徳子 氏
〈プロフィール〉ウエディング業界、専門学校を中心としたコンサルテーション業を長年に渡り幅広く展開。コンサルテーションによる課題発見と解決手法を示すだけでなく、研修も並行して行うサービススタイルが確実な結果を生むことから評判を呼び、コンサルテーション業務自体のリピート率の高さも注目されている。サービス業に特化した研修で現在までに1万人以上の受講実績を持つ。そこから導き出された独自のホスピタリティ理論は業界内外で高い評価を得ている。近年では千葉県の美容系専門学校の立ち上げコンサルテーションを担当し、創立翌年から9年連続県下1位の入学者数を維持するという驚異的な結果も出した。これらの実績は『共感力』をベースとした独自理論『ECメソッド』から生まれている。

常に「はしたないかどうか?」と
問いかけを
 
 品性を身につけるために必要なこと、それは自分に対して常に問いかけてみることです。ふるまいや言葉遣いに対して、日々自らを省みる習慣を持つことです。「はしたない」という言葉があります。礼儀から外れていることや品がないこと、みっともなかったり迷惑をかけたりして情けない様子などを表します。はしたない行為をしてしまったときや、しそうになったときに、自らを省みて、「はしたない」と感じる感性を磨いていくことこそが、品性を身につける道のりとなります。
 
「はしたないかどうか?」という問いかけに対し、自分で正しく判断できないときは、次のように考えてみてください。
 
「自分ではなく他人がそういうことをしたら、
私はその人に会いたいと思うだろうか?」
 
 人は、「はしたない」人には、会いたくないものです。なぜなら、会うと不快になるからです。
 
 ですから、品性に欠ける人は、信頼関係を築くも何もその前に、相手に会うことすら拒まれてしまいます。品性がコミュニケーションの原点になるのもそのためです。「はしたないかどうか」の答え合わせは、それが他人の言動だったら、自分は好感を持てるかどうか、という主観的な判断で構いません。なぜなら、普通の感性を持つ人なら
 
「好感をもてない」「会いたくない」
 そう思った次には、
「そんな人には、なりたくない」
と思うからです。それが、愚かしい行動を自らいさめるモチベーションになります。

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