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第4回 ホテルにおけるベニュー別“コーヒー・ソリューション”を考える シリーズ連載・第4回 

香り高く高品質な一杯が、革新を続ける“キャビン型ホテル”の 新たな付加価値創造の担い手に ファーストキャビン京都河原町三条

【月刊HOTERES 2018年08月号】
2018年08月24日(金)
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「ジニアス」トローリーには、現在、ルンゴ フォルテ、デカフェナート、エスプレッソ レジェロの3種類のポッドを常備
立ちのぼる芳しい香りも付加価値の一つ。なめらかなクレマが香りを閉じ込める

スタイリッシュかつスピーディー
豊かな香り、使い勝手も決め手に
 
 導入の理由について支配人の木村氏は、「もともと、私共グループの他施設でも導入した実績が複数あり、自分自身が以前いた施設を含め、お客さまから高評価をいただいていた実績がありました。ですから、『NESPRESSO』というブランドとクオリティーへの強い信頼があったんです。オープンに際して、宿泊の付加価値をより高めるために何かできることはないか…と考えたとき、真っ先に『NESPRESSO』が頭に浮かびました。そこで早速ご相談をしたら、コンパクトで場所をとらないながらも、バリスタクオリティーのコーヒーをお客さま自身が簡単に淹いれることができる『ZENIUS』と専用トローリーをご提案いただいたんです」と振り返る。そこで実際に使用してみると、ツヤ消しのシルバーとブラックのツートンカラー、漆黒のトローリー、専用ポッドボックスなど、すべてにおいてスタイリッシュなデザインと、厳選されたコーヒー豆が挽きたての状態でアルミポッドに密封されているので、香り高い一杯が楽しめること。さらに、マシンの使用方法が簡単なことも魅力となり、導入を決めた。
 
「とにかく香りがすごくいいのがうれしいですね。またお客さまにはセルフサービスでご使用いただいていますが、コーヒーポットを入れてレバーを下げるだけなので手も汚れませんし、その後ボタンを押すだけで、エスプレッソ、通常のコーヒー、リストレットの3 種の上質なコーヒーが、すぐに出てきてお待たせすることもありません」と木村氏。また、2ℓ(約18 杯分)の水をタンクに入れておけるなど、スタッフにとっての使い勝手も良好だという。現在常設しているポッドは、上品な焙煎香が特長のルンゴ フォルテ、カフェインレスのルンゴ デカフェ、さわやかで軽快な風味のエスプレッソ レジェロの3 種。“ 好みに合わせて選べる”とゲストに喜ばれているが、「今後は入れ替えたり、種類を増やしたりして、インバウンドやリピーターを含めて、お客さまにますますお楽しみいただけるよう工夫していきたいですね」と笑顔で語った。同施設はコーヒーのほかにも、お粥と焼き魚、小鉢7 品からなる和朝食をオプションで選べるなど、京都ならではのさまざまな付加価値の創造に取り組んでおり、今後の展開が楽しみだ。

ロビーのウェイティングスペースに、専用トローリーで設置されている「ジ ニアス」
4.4㎡タイプの客室。通常のカプセルホテルより天井が高くゆったりとくつろげる
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