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handy Japanが神田明神 納涼祭りに合わせ地域交流イベントを開催

2018年09月02日(日)
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神田明神 第三回納涼祭り

新たな趣向で、日本の伝統文化・行事の活性化に貢献
 
ホテル宿泊者向けに無料でのスマートフォンレンタルサービス「handy」を提供するhandy Japan株式会社(CEO:勝瀬博則氏、以下handy Japan)は、今年8月10日(金)~12日(日)都内千代田区に鎮座する神社「神田明神(正式名称 神田神社)」境内で開催された第三回納涼祭りに合わせて、地域交流を創出する参加体験型のイベントを開催した。期間中は、約3万人もの老若男女が来場。日本の風物詩といえる夏祭りを新たな趣向で楽しんだ。

夏祭りの様子1
夏祭りの様子2
夏祭りの様子3

「handy地域交流プロジェクト」の第一弾
 

今回のイベントは、handy Japanがヒト・モノ・ビジネスを”つなぐ”プラットフォームを目指し、地元の方々と一緒になって地域の魅力を発信する「handy地域交流プロジェクト」の第一弾。1300年近くの歴史をもつ神田明神と日本の夏の伝統行事ともいえる盆踊りといった素晴らしい伝統文化をhandy Japanのコーディネートでアップデートすることで、いきいきとした地域の魅力を最大化するとともに、旅行者と地域の方々との魅力的な出会いや最高の旅行体験を提供した。


神田明神 権禰宜 加藤 哲平氏(左) handy Japan CMO 野本歩氏(右)

夏祭りを楽しむ様々な企画を盛り込む
 
イベントで話題を呼んだのは、自分の名前と一緒に盆踊りを楽しめる「handy.dance~自分の名前と一緒に踊ろう」という仕掛け。これは、スマホサイト「handy.dance」で自分の名前を入力すると会場内に設置された縦180cmもの「LEDインタラクティブ大提灯」にその名前が約7秒間投影されるものだ。しかも、8月10日の盆踊りには人気ダンスユニットTRFのDJ.KOOがスペシャルゲストとして参加。日頃はステージ上で披露する独特のDJパフォーマンスを、特設の櫓(やぐら)上で披露した。「handy.dance」とDJ.KOOとのコラボレーションは、昨今減少傾向にある盆踊りの文化に活力をもたらした感がある。
 
また、納涼祭りには外国人観光客らが多いこともあって、特製法被(はっぴ)「handy happi」プレゼントや夢乃屋エンターテインメントとのコラボ企画となる浴衣無料レンタルも好評を博した。特製法被は、handyを持って納涼祭り会場に来場した先着200名の方が対象。一方、浴衣無料レンタルは会場に来場した先着30名(男女15着ずつ)の方が対象。バッグなどの小物や、着付けとヘアセットもプレゼントされたので、浴衣姿で夏祭りを楽しむカップルや家族連れの姿が多数垣間見られた。


DJ.KOO氏 によるパフォーマンス

地域一体で旅行者にも参加を呼びかける
 

今回のイベント告知・集客にあたっては、お祭り開催期間中関東圏で宿泊された旅行者に向けてhandyの端末上でプッシュメッセージが1日1回送信された他、handyを設置する30以上もの近郊のパートナーホテルが、チェックイン時にティザーチラシを配布するなど、地域と一体となった協力体制が構築された点も見逃せない。予想を超える多く旅行者に参加してもらえたのも、そうした地域ぐるみでの取り組みがあったからといって良いだろう。
 
handy Japanでは、「今後も「handy地域交流プロジェクト」のもと、全国のお祭りや伝統行事とのタイアップを図っていく予定です。それらを通じて、地方創生や、さらには観光立国ニッポンを牽引していきたいと考えています」と、CMOの野本歩氏は熱く語る。

 


神田明神 権禰宜 加藤 哲平氏

神田明神の事業責任者に聞く
~江戸の文化を世界に。来年はもっと大きな地域の取り組みにしたい


――神田明神の納涼祭りは今年で3回目を迎えました。そもそも、どのような意図で企画されたのですか。
 

神田明神はとても歴史のある神社です。ただ、お盆の時期は年間を通じてお詣りに来られる方が最も少なく、何かテコ入れをしなくてはとずっと考えていました。どうにかして多くの人に来てもらえないかということで企画したのが盆踊りだったんです。それも、通り一遍のものでは話題となりません。神田明神というのは、大手町・丸の内・日本橋・秋葉原といった日本を代表する地域の氏神様ですから、企業様と協力し古来からの伝統を守りながらも新しいことをやっていこうという意図で企画しました。
 
――今回は、handy Japanとのコラボレーションという形でした。どのようなきっかけがあったのですか。
 
神田明神とhandy Japanのキューピット役としてクリエィティブ会社さんに入ってもらいました。そのご縁で、handy Japanから「これは面白い。うちにはこんな技術があるのでぜひ協力させてもらいたい」という話になりました。
 
――告知や集客はどのように行ったのですか。
 
handyを通じて、神田明神の広告を関東で4万室に流しました。また、特に協力ホテルになっていただいた、ホテルニューオータニを始めとする34のホテルでは、お客様がチェックインされる時に納涼祭りのチラシをお渡しし、「とにかくお祭りに行ってみてください。行ってもらえたら、特製の法被がプレゼントされたり、夢の屋エンターテインメントさんが浴衣を無料でレンタルしていて着付けもしてくれますよ」と呼びかけていただきました。
 
――handy Japanは、今回の納涼祭りの特別協賛という位置付けになるのですか。
 
そうです。今年の納涼祭りでは特別協賛が7社ほど。もちろん、handy Japan様が筆頭です。
他にも、提灯協賛が100社くらいありました。
 
――期間中、どのくらいの来場を見込んでおられますか。
 
3日間で3万人を予想しています。
 
――イベントそのものが、リアルとメディアが合体している感があります。仕掛けが面白いですね。
 
納涼祭り実行委員会のキーマンの方のバックグラウンドが、そもそもメディア系です。大学を卒業されてからTVの制作会社に勤務されていらしたようです。その際に培った人脈もあって、エイベックスさんとかアニメコラボとか話を聞いただけでもワクワクするような仕掛けを次々と展開してくれています。
 
――神田明神では現在文化交流館も施工中とお聞きしました。
 
こちらは江戸の文化を国内のみならず海外にも発信していこうという建物です。インバウンドで外国人の方にもっとアピールできないだろうかと思っていた矢先でのhandy Japanとのご縁だったので、私たちにとっても非常に嬉しいお話しでした。まさに、神田明神のこれからの方針と合致していました。
 
――handy Japanとのコラボレーションは、来年以降も継続されたいというお考えですか。
 
私共としては、来年もやっていただければ有難いですね。今年は境内の一部で工事を行っていたのでご不便をお掛けしましたが、来年はすべて解放されます。そうすると、もっと大きな地域の取り組みになると思っています。

 

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