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「酒のSP」 

ペルノ リカール決算発表に見る酒類のグローバルマーケット

【週刊ホテルレストラン2018年10月19日号】
2018年10月19日(金)
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テキーラ原料の高騰
ジェムソンとインディアンウイスキーが攻勢
 
 シーバスリーガル、ペリエジュエなどインターナショナルブランドを傘下におさめる洋酒メーカー、ペルノ・リカールグループの2018 年6 月期の業績が発表された。当期、同グループの売上は89 億8700 万ユーロとなり、前期比6. 0 %増の大幅な増収増益を達成。既存事業における営業利益も前期比6 . 3%増の成長を見せている。地域別には、北米・南米地域全体で前期比6 %増と好調を維持しており、米国が地域全体並みの成長を達成したほか、メキシコ、ブラジルでも成長が加速した。アジアおよびほかの地域では、中国とインドが復調したことにより、地域全体で成長率が9%に上昇。欧州は東欧、ドイツ、英国は好調だったが、フランスとスペインが低迷したため、地域全体では2 %の成長にとどまった。
 
 また、ブランド別には、主要インターナショナルブランド合計の売上成長率が、前期の4%から7%に上昇。主要13 ブランドのうち11 ブランドが増収を達成した。特にマーテルとジェムソンが前期比14%と著しい伸びを見せ、スコッチ全体では、前期の横這いから3%の成長へと改善。アブソルートについては北米を除く地域が6%増と好調だが、米国では低調と、北米でのプレミアムウオツカブームはすでに懐かしいもののようだ。また、シーグラムのインディアン・ウイスキーの伸び率が前期の3%から13%と大幅に上昇。新たなウイスキー産地としてのポジションが高まっている様子だ。
 
好調な業績の背景には、価格の改善と業務改善施策による軽減化があるというが、「テキーラの原料であるリュウゼツランの調達コスト」「インドにおける消費税引き上げ」は売上原価増に影響を及ぼしているようだ。

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