ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • SHOKO GRAVITY 真の国際化を問う 連載27 ビジネス新語 Robocalypse & Unicorn
連載27 SHOKO GRAVITY 真の国際化を問う 

連載27 ビジネス新語 Robocalypse & Unicorn

【月刊HOTERES 2018年11月号】
2018年11月09日(金)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1776 年7 月4 日イギリス領から独立し、自国を創つくりはじめてからまだ240 年しか経っていないアメリカですが、経済大国として世界をリードしています。わたしたち日本人も、ターニングポイントのチャンスを「今」逃さず、一人一人がINNOVATOR となれば、真の国際化が実現するのではないでしょうか。

SHOKO
〈プロフィール〉
NY 在住 江戸川大学客員教授
慶應義塾大学大学院卒法学修士 感性学研究者
米国IFDA Chairman・SHOKONEWYORK 代表
日本での大学生時代、東宮御所内にて当時の侍従長令夫人黒木氏に、皇族の礼儀作法と日本のお花を学ぶ。渡米して28 年。米国IFDA〈Established1993〉は、NY(US)所在。WPP/WMP 他資格発行機関(URL:http//www.ifda/info/)資格取得者4900 名。アメリカを拠点に活動。企業再生コンテンツ導入、企業コンサル、および教育コンテンツ事業を日本IFDA 本部で展開している。2016 年春からNY 研修を実施しているアカデミックな江戸川大学情報文化学科に招致され、客員教授として「感性学」の特別講義などを実施。25 年前に「フローラルデザイン理論」を世界で初めて発表。その後、お花をツールとした分析調査をし、「感性」学術研究の第一人者である。
日本問い合わせ先:honbu@sfds.co.jp(URL:http//www.sfds.co.jp/

 ロボット(robot)と聖書の終末論、つまり黙示録(apocalypse)をかけあわせたのが「Robocalypse」です。2017 年トランプ政権になって以来、英語には時代を象徴する新語が専門用語のように、ビジネスマンの間では使われているのです。世の中の進化により、ロボット開発は、人間によって進められてきて、その目的は、人間にとって便利なものであることを確信してスタートしたはずです。
 
 しかしながら、この言葉が意味するものは、ロボットは人間社会を滅ぼすというもの。ロボットは、労働者から仕事を奪うだけではなく、頭脳労働者からも仕事を奪う可能性が出てきているのです。大失業時代を予見しながら、ますますロボット開発は競争が激化しています。ホテルのサービスにも適用され、ある程度の人件費削減もでき、また、均一化したサービスによって、受ける側も気を遣わず、この人は何を思っているのだろう、このロボットは心からいらっしゃいませと声掛けしているのだろうか…など、余計なことを考えることもなく、その分、なんと気楽で事務的なルーテイーンだけで物事がスムーズにいくのだろう、すごいではないか…など、思っている現代人も多いのではないでしょうか。

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年03月15日号
2024年03月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】ホテルの未来〜マネジメント人材の育て方〜
【TOP RUNNER】
デュシット・インターナショナル 京都地区エリア総統括支配人…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE