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酒のSP

ニュージーランドで作るSAKE「全黒」の挑戦 マヌカの櫂棒で独自の味を

【週刊ホテルレストラン2019年02月22日号】
2019年02月22日(金)
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切っても切り離せないラグビー
「全黒」の名前は自然に湧いてきた
 
── 全黒の名前の由来は?
 
河村 
候補はたくさんありました。ニュージーランドとラグビーは切り離せない関係ですから、ラグビーを見ながら決めました。
前回のワールドカップの際にニュージーランドの優勝を目の当たりにして、今回の日本開催のワールドカップでは我々は何ができるのかと考え、ニュージーランドで造る日本酒でこのワールドカップを、そして日本を応援したいと思っています。
 
DJ 現在「全黒」は、ほぼすべて手造りですので生産はまだまだ少量です。
特徴としてはもろみを混ぜる櫂かいぼう棒をニュージーランド原産のマヌカの木から作り、酒造りの約1カ月間は挿しっぱなしにし、その櫂棒から出るビタミンでエッセンスを加えています。
ただ、今回来日して神奈川の熊澤酒造と、福岡の寒北斗酒造と弊社の3 社コラボでの「全黒」を造っています。ラベルをラグビーボール型にしたり、ワールドカップ開催中にイベントなどを開催して、より「全黒」を日本に広めて、ニュージーランドと日本の架け橋になりたいです。
 

ないものだらけからの酒造り
 
── 酒造りで苦労されたことは?
 
DJ 
まずは酒米がない、精米機もない、酵母も取り寄せられない。
なにより情報がないなど、とにかくないことだらけでした。
ただ、水や空気、環境は最高だと信じていました。精米された酒米を取り寄せることができるようになり、協会酵母も取得できたことから酒質は飛躍的に高まりました。
 

── どんな人に飲んでもらいたいですか?
 
DJ まずは地元のニュージーランドの人たち。
小さなマーケットですが少しずつ人気が出てきていています。
ニュージーランドでの日本酒消費を伸ばすためには、和食だけではなく、西洋やニュージーランド料理にも合わせていけるようにしないといけません。それから、当然ですが日本人に認められたい。
また、ロンドンのレストランなどとはすでに取引をさせていただいていますが、ディストリビューターなど現地の方に任せっきりになるのではなく、自分たちが売り先まできちんと把握したいと思っています。
小さな規模である我々だからできることを追求し、今後もより酒質を向上させ、「全黒」をブランドとして確立させていきたいのです。

 


酒造りのほとんどを手作業で行なっている

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