下北線路街にできる温泉旅館外観イメージ

　小田急電鉄（株）（本社・東京都新宿区）は、小田急小田原線の「代々木上原」駅から「梅ヶ丘」駅間の鉄道地下化による鉄道跡地の開発計画、「下北沢地区上部利用計画」の概要を決定した。新たに創出される「東北沢」駅～「世田谷代田」駅間の1.7ｋｍ、敷地面積約2万7500m2にわたる開発エリアの名称を「下北線路街」とし2020 年度までに整備する。

　開発コンセプト「BE YOU. シモキタらしく。ジブンらしく。」。都心に突如現れる温泉旅館や洗練された個店が集まる商業施設、地域とつながる保育園、新たな出会いと学びを提供する学生寮、新たなチャレンジや個人の商いを応援する長屋などを設けるという。

　このうち、宿泊施設の“ 都心に突如現れる温泉旅館”（名称未定）は、地上2 階（一部3 階）で面積は約2000m2、客室数35 室の規模。箱根から運ぶ温泉露天風呂のある大浴場に、レストランや茶寮＆ BAR、ボディケアサービスなど宿泊客以外でも利用できる施設に。都会の喧騒を忘れさせ、日々の疲れを癒やすしつらえとし、開業予定は2020年9 月を予定している。

■https：//www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001med9-att/o5oaa1000001medg.pdf