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連載1 “ヒトガラ(人柄)”の良い会社には人が集まる。- それがAMANEK(アマネク)

ヒトガラ(人柄)”の良い会社には人が集まる。- それがAMANEK(アマネク)

2020年03月19日(木)
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「地域活性化ホテル」をコンセプトに町と共存共栄できる形を必ず成功させる

——2022年初頭の開業を目指して、大分・別府駅前に新しいホテルの開業が予定されています。

安達 今回の別府に関しては、アマネクとしてはじめて「コンセプト先行型」でホテルを創ろうとしています。「地域活性化ホテル」というコンセプトからプロジェクトがスタートしているのですが、それは「夕食を出さないホテル」なんですね。ホテルが夕食を提供しないことで、宿泊客が地域に出掛けて行って、地元の飲食店で食事をしてくださることで、ホテルが立地する地域が活性化することを目指しています。
最終候補地となった別府の駅前の通りの前後ホテルに適した半径100メートル程度の範囲で土地を探して、合計1000坪の土地を譲っていただくことができました。隣にあった既存のホテルも取得したのでそちらをアネックスにして、2棟合計で256室のホテルを企画しているところです。
 ホテルが立地する街町と共存共栄するのは難しいことですが、ホテルの機能をほぼ宿泊に限定して、その他の機能を地域に町が担ってもらう形で分散することで「地域活性化ホテル」としての目的を達成できるのではないかと考えています。
 
——将来的な大きなビジョンを教えてください。

安達 まだ詳しくはお話できないのですが、予約などを絡めた革新的なシステムを構築して、東京・蒲田を中心に面白い展開をしてみようと計画を進めています。従来のホテルの在り方を切り替えて、宿泊のシステムを変えていくことができると思っています。

 

チャレンジした結果としての失敗すらも 評価、革新的なアイデアの創造を期待

——新しく入社する人たちも、新しいことにチャレンジできる機会がありそうですね。
 
安達 私はずっと「現場の人たちにも経営者目線を持ってもらいたい」と言ってきました。そのためアマネクでは、PL(損益計算書)を全社員に提示しています。取得した物件のバリューアップに取り組むにあたって、もともとその施設で働いていたスタッフの方々にPLを見せて「一か月みんなで苦労した結果がなんとこの赤字ですよ」と、それまでの経営の現実を知っていただくのです。
 そこから「どのように取り組めば収支を改善していけるか、みんなで考えていきましょう」ということで、現場からアイデアを出してもらえる環境を創っていきます。現場の細かい改善の積み重ねによって数字はできていくと指導すると、スタッフの意識は大きく変わります。
 スタッフに当事者意識を持ってもらいたい。そしていつかこの中にいる誰かに、革新的なサービスを生み出してもらいたいのです。1人1人のエネルギーの和が、会社の土台を支える力となるはずです。
 
——チャレンジをどのように評価していくのでしょうか。
 
安達 アマネクではスタッフの声を活かしていきたいので、声を上げてチャレンジすること自体を評価しています。さらに言えば、チャレンジして失敗しても、その失敗を評価します。何もやらないよりも、やって失敗する方がずっとましです。
 大きなものから小さなものまで、いろいろなアイデアをみんなで出し合って、結果として失敗することもある。それでもチャレンジを続けるのは素晴らしいことだと思うのです。

 

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