新型コロナウイルスの感染拡大の渦中にあっても生活必需品を取り扱うスーパーマーケットやドラッグストアなどの小売店は営業を継続し、多くの店舗には客が殺到している。こうした店舗を展開する企業で感染リスクのある中、現場で働く従業員に感謝金を支給する動きが広がっている。
スーパーマーケットでは「ライフ」を運営する(株)ライフコーポレーションは、パートやアルバイトを含めた全従業員約4 万人に総額約3 億円を支給。
「イオン」を運営するイオンリテール(株)は当初緊急事態宣言が出された7 都府県の店頭などで半年以上働くパート・アルバイト従業員を対象に特別手当1万円を支給。「ベルク」を運営する(株)ベルクもグループの全従業員1 万863名に「慰労感謝金」を支給した。
ドラッグストアでは「スギ薬局」を運営するスギホールディングス(株)が全従業員に臨時ボーナスを、「トモズ」を運営する(株)トモズは役員を除く従業員に
感謝金を、中部・北陸地方で「ゲンキー」を展開するゲンキー(株)は店舗、物流センターに勤務する正社員に1 万~ 2 万円、パートに5000 ~ 1 万円、アルバ
イトに5000 円を支給。
【新型コロナウイルス関連】食品スーパー、ドラッグストア 従業員に感謝金や臨時ボーナスを支給
【新型コロナウイルス関連】食品スーパー、ドラッグストア 従業員に感謝金や臨時ボーナスを支給
2020年05月14日(木)