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~ 山下裕乃の辛口コラム 3回目 ~

ウエディング業界が目指す「NEW NORMAL」は“大きな国”の本質にあり

2020年05月17日(日)
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新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」
  From 公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(BIA)


結婚式場業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」が公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(BIA)より通達されました。これによると挙式および披露宴の席において飛沫感染が妨げる十分な間隔を開けることと記されています。

十分な間隔とは1メートル以上、可能ならば2メートル以上を目安とし、少なくとも隣の席とは1席程度の間隔を開けることをいうと注釈が施されています。もちろん、他国のように緊急事態宣言解除とともに集団感染が起きてしまった事実を目の当たりにする中で隣席との間隔を開けることは致し方ないかもしれません。しかし、人々が二人の新たなる門出のためにお祝いに駆け、懐かしき仲間たちと出会い、昔話に花が咲く、笑顔と笑いにあふれたこれまでの結婚式のあるべき姿をガラリと変えなくてはならい現実に、この先、一層、結婚式が激減するのではと不安に思われている方も多いことでしょう。

今や「NEW NORMAL」が求められている時代。ウエディング業界が目指すべき「NEW NORMAL」とは何かを考えたとき、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で本木雅弘が演じる道三が求め続けていた「大きな国」の本質を見極めていくことだと思います。大きな国とは多くの犠牲者を出して陣地を広げていくということではなく、陣地を超えて皆で助け合い、皆が笑顔であふれる心豊かな国です。

これまでウエディング業界も戦国時代同様に会場側の私利私欲で“大きな結婚式”で“大きな富”を得ていました。また結婚式を行なう側も世間体や見栄から“大きな結婚式”を求めてきました。しかし、その時代は今回のコロナウイルスにより終止符を打たれたのです。


“心大きな結婚式”

次なるもの、それは本当に二人を思い祝福したい人、そして新たな門出を見守ってほしい人、これから先の人生困ったときに助け合うことができる本当に心が通った人たち、二人のために心から笑顔で祝福できる人たちに囲まれたカタチではない、隣席との距離も何のその、まったく気にならない、そんなすてきな一日を過ごせる“心大きな結婚式”が不可欠なのです。業界がこれまでの陣地合戦に終止符を打ち、皆でもっと心を大切にすることができたら、心配ご無用、きっと結婚式は増えることでしょう。

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