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藤田観光 コロナ禍の新事業戦略として構造変革実施、早期希望退職者も募集

藤田観光 コロナ禍の新事業戦略として構造変革実施、早期希望退職者も募集

2021年01月20日(水)
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 藤田観光(本社・東京都文京区)は中期経営計画として、ブランド・マーケティングの強化や生産性の向上、低迷事業拠点の再生などを推進してきたが、今般の新型コロナウイルス感染症拡大がおよぼした市場変化による業績低下を受け、「構造改革」「事業ポートフォリオの再構築」「経営管理体制の強化」を骨子とする新たな事業計画を策定。このうち構造改革では以下の主要施策(継続実施含む)を打ち出した。

 ①コスト削減と効率化として、投資や経費の見直し、委託業務の内製化、間接部門のスリム化、事業所の体制・組織変更、賃料減額依頼など実施。

 ②不採算事業対策として、赤字部門の撤退や時間短縮などのほか、2021年出店予定のホテルグレイスリー台北とタビノス(京都エリア)の開業費用圧縮、タビノス(御徒町エリア)も協議中。22 年出店予定の タビノス(東日本橋エリア、浅草橋エリア)と23 年以降5 ホテルの計画を中止する。

 ③賃金と雇用施策として、最大で年収3 割の賃金カット、2021 年昇給・昇格中止、社員・契約社員の副業制度などを導入。早期希望退職者募集を含む2019 年比約700 名減となる雇用の調整、社外出向なども実施。労務費および総額人件費を2019 年比で約3 割削減を目指す。

 ④人事制度改革として、年功制排除を2022 年4 月導入で協議中。

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