タワー館「プレミアムタワーフロア」の客室(プレミアデラックスルーム)
帝国ホテル 東京は、タワー館最上階2 フロア(30・31 階)の改修を完了し、特別階「プレミアムタワーフロア」として本年4 月16 日から宿泊客への提供を開始する。なお、2016 年4 月までタワー館客室(20 階~29 階)の改修を継続して順次実施する。
帝国ホテルタワーは、1983 年(昭和58 年)、日本初のホテル、オフィス、ショップの複合ビルとして「インペリアルタワー」の名称で開業。地下1 階がレストラン、1 階から4 階が商業施設「帝国ホテルプラザ」、5 階から18 階がオフィス、20 階から31 階が帝国ホテル東京の客室、およびフィットネスセンター、プール、サウナとなっている。
帝国ホテル東京では、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020 年までに、外国人宿泊客の割合を現在の40%台から50%までに高めたいと考えているという。そこで、レジャーを目的に来日する外国人個人客を中心としたゲストの更なる獲得を目指し、帝国ホテル東京 タワー館の定期改修工事に伴う客室改装(タワー館全361 室)を2016 年4 月まで順次行う予定であるという。
室内の改装にあたっては、20~31 階までの高層階の特性を生かし、皇居や日比谷公園、あるいは銀座の夜景といった眺望を楽しめるレイアウトを採用。インテリアは重厚感のある本館客室との差別化を図り、家具やテキスタイル類を軽やかな形や色でまとめ、開放的な空間となるよう工夫をした。設備面では、外国人客の増加に対応するべく、ベッド脇に多言語コントロールパネル(10 種類の言語に対応)を設置。また、ご家族やグループで滞在しやすいよう、パーラー(※1)付のスイートとスーペリアタイプの客室が室内ドアで行き来できるコネクティングルームを26~30 階までの各フロアに導入する。
※1 ソファーセットのあるスペース
改修の第一弾となった最上階部分の30・31 階は、特別階と位置づけ、名称を「プレミアムタワーフロア」とする。このフロアだけのサービスとして、滞在中のお世話をする専任のゲストアテンダントを設置するほか、朝食(コンチネンタルブレックファスト)を無料でルームサービスにてご提供。また、タワー館の20 階にあるフィットネスセンターとプール、サウナも無料利用できるという。
「プレミアムタワーフロア」(58 室)の概要は以下の通り。
■帝国ホテル 東京 タワー館
プレミアムタワーフロア(30 階・31 階) 概要
客室数: 58 室
内 容: ※下記(1)、(2)はタワー館改修全体(20~29 階を含む)に共通する内容。
(1)眺望を楽しむ客室レイアウト
皇居や日比谷公園、あるいは銀座の街並みといった高層階ならではの眺望を楽しめるよう、窓のそばに座り心地のいい椅子とテーブルを配置。朝食や読書、パソコンを使用した執務などにも最適。
(2)多言語対応コントロールパネル
ベッド脇に設置した、カーテンの開閉や室温・照明の調整をするコントロールパネルは、10 種類の言語(日本語・英語・中国語(簡体字)・
中国語(繁体字)・韓国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語・アラビア語)で操作を表示する。機能性の高い読書灯も設置した。
(3)朝食(コンチネンタルブレックファスト)をルームサービスにて無料で提供
ホテルベーカリーで毎朝焼き上げるパン(クロワッサン、ブリオッシュ3 種類)とコーヒー(または紅茶)、ジュースをセットにしたコンチネンタルブレックファストを客室に無料で届ける。卵料理なども別途特別料金で追加することが可能。
(4)フロア専任のゲストアテンダント
館内外のご案内やレストランの予約、荷解きや靴磨きサービスなど、専任のゲストアテンダントが滞在中のさまざまなご要望に応える。到着時や夕食前(17:00-19:00)のドリンクサービスも担当する。
(5)フィットネスセンターの使用料が無料
タワー館20 階にある、ご宿泊者専用のフィットネスセンター、プール、サウナを無料で利用可能(通常料金2,160 円)。
フィットネスセンター 05:00~22:00(最終受付21:30)
プール 06:00~22:00(最終受付21:30)
サウナ 07:00~22:00(最終受付21:30)
(6)プライベートバー
冷蔵庫内のソフトドリンクは無料(アルコール、スナック類、追加分は有料)。
料金:
名称 室数 シングル料金 ツイン料金
スーペリア 50室 45,000 円 50,000 円
プレミアデラックス 2室 80,000円 85,000 円
スイート 2室 一律125,000 円
2 ベッドスイート 2室 一律170,000 円
ペントハウススイート 2室 一律 200,000 円
※サービス料・消費税別、宿泊税別