ヒルトンは 11月 8日、コロナ禍を経て旅行者の考えや行動の変化などをまとめた「グローバル・トレンド・レポート」を発表した。同レポートにおいて、22年の旅行トレンドは以下を挙げた。
ペットを飼う人が増加したことによる「ペットとの旅行」。低アルコール・ノンアルコール飲料への嗜好が高まりを見せているといった「食の冒険」。持続可能な食材の調達から水の使用量削減といった「サステナブルな旅」など。 また、これらのトレンドについて洞察した新たな旅行者像として、同社は次の4つを挙げている。
・旅行でも効率性:生活の多くの面で効率性を求めており、旅行においても非接触のチェックイン・チェックアウト、デジタル・キーなど効率性を求めていること。
・健康志向の需要はジムを超えた広がり:新しいルーティーンワークや生活習慣により、旅行者は健康に配慮した旅行中のスケジュールについてより考えることになるとのこと。
・新たな趣味や興味への追求によるこだわり:ユニークな旅行体験における新たなトレンドに対する期待が増すと予測。
・強いつながりへ:パンデミックの影響で家族や友人に会えなかった人々が再会やつながりの場を求める旅が増えるとのこと。
ヒルトンアジア太平洋地域ブランド・マネージメント部門上席副社長のアレクサンドラ・ジャリッツ氏は「アジア太平洋地域の一部の市場では渡航制限が徐々に緩和されており、2022年は状況が改善されると見られています。ヒルトンの原動力はお客さまであり、旅行者がどのように進化しているかを理解することは、旅行者が過去 2年間に夢見てきた特別な体験を提供する上で重要と考えています」と述べる。
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