日本政府観光局(JNTO)は4月17日、訪日外客数・出国日本人数の2024年3月の推計値を発表し、訪日外客数は308万1600人(2019年同月276万0136人)となった。
3月の訪日外客数は前年同月比で69.5%、2019年同月比では11.6%増となった。春の桜シーズンによる訪日需要の高まりに加え、今年はイースター休暇が3月下旬から始まったこともあり、単月として過去最高を更新するとともに初めて300万人を突破した。
東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域においては米国などで訪日外客数が増加したことが押し上げ要因となった。
国別では韓国66万3100人(2019年同月58万5586人)、台湾48万4400人(同40万2433人)、中国45万2400人(同69万1279人)、香港23万1400人(同17万1430人)となった。
出国日本人数は121万9800人(同192万9915人)と、2019年同月比で36.8%減の結果となった。
―――
文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
ホテルデータファイル 日本政府観光局
JNTO2024年3月推計値発表、訪日外客数は単月初の300万人超え
2024年04月19日(金)