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㈱アゴーラ・ホスピタリティーズ 

4月5日、松本ホテル花月 リブランドオープン 〜コンセプトは「民藝フィロソフィ 松本の日常の記憶」〜

2016年04月05日(火)
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  今回のリブランドで、地域の特性や130年続く当館の歴史を振り返り、松本の日常の記憶を蘇らせるコンセプトとそれに基づいたデザインで、素朴な普段使いができる落ち着いたホテルに生まれ変わった。自然や風土、伝統を背景に必然として生まれ、そして磨きあげられた民藝の持つ美しさ《他力美》に学び、地元に精通したコンシェルジュが旅へのこだわりをもったゲストを迎える。

《外観デザイン》
 増改築を行ないながら変容してきた同ホテルを増築された時代ごとにリデザインすることで、それぞれの建物に個性を与え、また複数の棟の寄せ集まったホテルという印象を強めることで、歴史的な建物も多く並ぶ沿道のスケールと調和させている。具体的には3つの棟を白からグレーまでのモノトーンの段階色で塗り分け、建物が並んだ時の陰影を強め、立体感を作り出している。

《内観デザイン》
 ゲストを最初に迎えるレセプションフロアにおいては、ダークブラウンを基調とした重厚感ある設えで、印象的なステンドグラスをアクセントに松本スタイルの洋館をイメージさせる空間とした。新たに誕生したショップは明るく開放感に満ちたシンプルな空間で、宿泊以外のゲストも利用できる。訪れたゲストが「大事にしたくなる」という想いが詰まったデザインになっている。

《ロビー》
 地元、松本に精通したコンシェルジュが常駐する。松本民芸家具を随所に配置したロビーは開放感があり、ゲストを魅了させる。

《ゲストルーム》
 美しい松本民芸家具が備えられ、趣ある雰囲気を醸し出している。本館は高い天井の広々とした開放感ある空間になっており、別館は天井に張り巡らされた木の梁、漆喰の壁など明治20年創業から息づくエスプリを感じることができる。

《レストラン「I;caza[ikaza]」》
長野県内にあるアライアンスホテルにおいて、エグゼクティブ・シェフを務める、上野宗士による料理監修で、「ながのテロワール」がコンセプト。レストラン名も長野の歴史・風土に根ざした言葉(テロワール言葉)から「行こうよ!」という意味を持つ言葉を用いて、レストラン「I;caza[ikaza]」(イカザ)と名付けた。長野の土地が生み出す食材の力を最大限に生かし、素朴さとモダンさを併せもった料理の数々が食卓を彩るとしている。

《喫茶室「八十六温館」》
コーヒーの香りや温かさと民芸家具の温もりにつつまれる空間で、選りすぐりの豆と湧き出る柔らかい名水で淹れるコーヒーを楽しめる。

■松本ホテル花月 建物概要
名称 松本ホテル花月
所在地 長野県松本市大手4−8−9
客室数 89室【洋室76室(新設客室5室含む)/和室13室】
総支配人 後藤 充宏
運営会社名称 株式会社アゴーラ・ホスピタリティーズ
営業開始日 2016年4月5日
建物概要 階層/(本館)地上7階 (別館)地上6階地下1階)
建築面積/935.93㎡ 延床面積/5290.93 ㎡
営業施設 レストラン・喫茶室/2ヶ所
      会議・宴会施設/3ヶ所〈最大収容人数130名(正餐)〉
      浴場/2ヶ所
      その他の施設/駐車場75台
ホームページ :  http://www.matsumotohotel-kagetsu.com

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