主催である企業文化交流委員会のテープカット光景
ホテルオークラ東京(東京都港区)では、7月27日から8月18日まで地下2階宴会場「アスコットホール」にて、チャリティーイベントとして絵画展「第22回秘蔵の名品アートコレクション展」を開始している。
同イベントは「ホテルの持つ社会・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」を行なうメセナ活動の一環として1994年より開始され、趣旨に賛同した企業や美術館・個人収集家よりテーマに沿った秀作を借用し、ホテルオークラ東京の会場にて展示・公開をしてきた。第21回までの来場者は延べ約53万8000人以上、純益は日本赤十字社、NHK厚生文化事業団を通じて社会貢献のため寄付され、総額は約1億7400万円を達している。
第22回目の開催を迎える今回は「旅への憧れ、愛しの風景―マルケ、魁夷、広重の見た世界―」がテーマ。日本および西洋の画家たちが赴いた「旅」に焦点をあて、33の企業・団体・個人の協力のもと、「東海道五十三次」で名高い歌川広重をはじめ、東山魁夷、アルベール・マルケらの124作品が公開される。
イベント初日の7月27日のオープニングセレモニーでは、関係者や報道関係者を含め150人が集まり、初日のイベント来客数は約350人を数えた。入場料は一般1300円、大学・高校生1000円、中学生以下無料。期間中はイベントに関連した宿泊プランも提供している。
ホテルオークラ東京 第22回『秘蔵の名品 アートコレクション展』
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/events/art/