2013 年、惜しまれつつ閉講した「スクーリングパッド」が新たなスタイルと共に帰ってきた。10 月24 日に始動した「食の未来アカデミア」だ。「スクーリングパッド」では“ 食、デザイン、農業、映画” と多岐にわたるテーマのもと講義が行なわれていたが、「食の未来アカデミア」はその中から“ 食” の分野に特化し、より掘り下げたカリキュラムを展開している。コースは三つ。“ 企画” をテーマとした「ゼロから食ビジネスをつくるラボ」、“ イノベーション” をテーマとした「食とIT のイノベーションラボ」、“ 働き方” をテーマとした「地域と食の新しい働き方ラボ」だ。それぞれのラボにはラボ長と呼ばれる責任者として、㈱カゲンの中村悌二氏、㈱トレタの中村仁氏、㈱ダブリューズカンパニーの入川ひでと氏が、ラボメンバーのコミュニケーターとしてオンライン、オフラインにサポートを手掛けるコミュニティマネージャーには㈱カゲンの子安大輔氏、㈱トレタの田美智子氏、ヒトコトデザイン㈱の清水謙氏が就任した。その他各ラボではテーマにまつわるバラエティーに富んだゲストスピーカーを招聘しており、受講生のみならず業界からも注目を集めている。講義はひと月に2 回開催され、うち1 回は「セッション」と呼ばれ、テーマに縁の深いゲストから話を聞いたうえ、双方向のディスカッション等を行ない、1 回は「ゼミ」と呼ばれる主催者とメンバーによる個人プレゼンやミニ講座、グループワークなどを行なう構成になっている。各ラボとも開講後の参加可能(ただし、参加状況によっては参加人数を制限したり即時参加が難しくなる場合があります)となっており、さらに無料で別ラボへの移籍ができるようになっている。数々の独立成功者を生んだことで評価の高い「スクーリングパッド」の進化形でもある「食の未来アカデミア」から今度はどんな逸材が誕生するか? 今からとても楽しみである。



開催概要・募集要項
❖開 校 2017 年10 月下旬
❖開催回数 原則として月2 回
❖会 場 赤坂アークヒルズ内の「テックショップ」がベース
❖募集人数 30 名程度
❖参加方法 ウェブサイトサイトよりまずは資料をご請求下さい。
❖参加条件 年齢・職業などは問いません。ただし、事前に書面による選考をさせていただきます。
❖参加費 月額1 万800 円(消費税込み)
※開催日時や会場はラボによって異なります。詳細はホームページでご確認ください。
問い合わせ先URL:https://shoku-academia.jp/