ヒルトンは、旅行者が以前よりも有意義な体験や旅先で地域社会や環境とのつながりを深く感じられることを求めているとして、新しいアイデアをもって、旅行者がヒルトンと共に環境の負担を減らせるような取り組みをしている。
ヒルトンアジア太平洋地域 企業責任部門ディレクターのシルヴィア・ロー氏は、「創業者のコンラッド・ヒルトンは “旅は世界をより良い場所にできる ”という理念のもと、100年以上も旅行者のサポートをしてきたが、さらに持続可能な体験を提供していく」という。
【活動事例】
ボラボラとモルディブの家族向け海洋保全プログラム/日本、韓国、シンガポールではサステイナブル・シーフードで海を変える取り組み/インドネシアとフィリピンでの地域社会に根ざした環境負担削減の取り組み/エコフレンドリーな活動で特典が得られる中国/すべてを循環させるオーストラリアでの取り組み
「すべてを循環させるオーストラリアでの取り組み」の一例。写真は、年間 500kgものハチミツをつくる巣箱が(25万匹のハチ)がある「ヒルトン・ブリスベン」の取り組みで、ハチミツはホテルのキッチンやお客さまへのプレゼントとして使用されているという。ほか、石けんのリサイクルで廃棄量を約 2万 4000kg削減。使用済のアメニティの容器をビヨンド・スキン・ディープ社(https://www.beyondskindeep.co.nz/)と再生利用している