観光庁は4月30日、「宿泊旅行統計調査」の2025年3月分第1次速報を発表した。これによると同月の延べ宿泊者数全体は5697万人泊(前年同月比3.4ポイント増)となった。
このうち、日本人延べ宿泊者数は4193万人泊(同0.5ポイント減)、外国人延べ宿泊者数は1504万人泊(同15.9ポイント増)の結果となり、引き続き外国人利用の増加が全体の伸び率を牽引することとなった。
同調査における客室稼働率の項目では全体61.2%(前年同月差1.2ポイント増)、旅館38.5%(同2.3ポイント増)、リゾートホテル58.9%(同5.0ポイント増)、ビジネスホテル74.5%(同0.1ポイント減)、シティホテル74.2%(同0.9ポイント増)、簡易宿所28.5%(同1.3ポイント増)となった。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp
観光データファイル 観光庁/宿泊旅行統計調査
観光庁、2025年3月分「宿泊旅行統計調査」第1次速報を発表
2025年04月30日(水)