宇都宮共和大は2016年4月、シティライフ学部内に「ホテル・観光コース」を新設する。東京五輪・パラリンピックの開催も見据え、ホテル運営などを手がける二期リゾートなど現場の協力も得て、県内のホテルや観光関連産業で活躍できる人材の養成を目指す。
学部内には、従来のコースを再編して流通・サービス業への就職を想定した「暮らし・マーケティングコース」など、計5コースを設けるうち目玉がホテル・観光コース。日本が観光立国を目指す上で、ホテルなどには、高い専門知識と教養を備えた人材が求められているとして新設した。学部定員は従来通り60人。
「コース」は学生の卒業後の進路に合わせ科目選択を提示する「履修モデル」。
ホテル・観光コースのカリキュラムは、英語力・実践的知識の養成や、相互文化理解などが柱。具体科目としては「英会話」、茶道や礼法を学び体験もする「伝統文化論」など。二期リゾートなどの協力を得て実践実習やインターンシップを行い、東京ディズニーリゾートでの合宿研修も予定している。