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ホテル椿山荘東京がスイート専用ラウンジを新設

宿泊需要増大に伴い、テラスに面したチャペルをスイートルーム専用エグゼクティブラウンジ「ル・シエル」に改装

2024年08月07日(水)
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 ホテル椿山荘東京は、スイートルームゲスト専用のエグゼクティブラウンジ「ル・シエル」を2024年7月26日にオープンした。同施設の前身は、チャペル「シエル」で、近年の宿泊需要の増大もこの度のリノベーションの理由の一つという。コンセプトは「New Heritage」~後世に繋げるこれまでの歴史と、新しい歴史を~。
 同ホテルは、南北朝時代にはすでに椿山(つばきやま)と呼ばれ、歌川広重が名所として描き、山縣有朋が愛した自然豊かな地。スイート専用エグゼクティブラウンジ「ル・シエル」はNew Heritageをコンセプトに、伝統や文化を尊重し受け継ぎながらも新たな要素を融合した。ラウンジのエントランスには狩野派の2隻の四季花鳥図屏風ほか、ホテルの七季をモチーフにした手作業で施される山形緞通の手織りカーペット、和洋融合のエレガントな設えに、伝統産業、工芸品、装飾品を随所によみがえらせた。
 また提供するライトミールは、三つの時間帯(モーニング8:30~10:30/スイーツ&セイボリー14:30~17:00/イブニングライトミール17:30~20:30)を設定。七つの季節(椿・桜・新緑・蛍・涼夏・秋・冬)やホテル内の九つのレストランや季節のイベントなどをベースにシェフが腕をふるう。
 さらにペットフレンドリーの一貫として、エグゼクティブラウンジのテラスエリアでは、ペット専用カート「TAVO」の貸出しやテラス席でのチェックイン・チェックアウトも可能にした。

狩野派の2隻の四季花鳥図屏風(レプリカ)が鎮座
狩野派の2隻の四季花鳥図屏風(レプリカ)が鎮座
天井高でチャペルの趣も感じられる「ル・シエル」
天井高でチャペルの趣も感じられる「ル・シエル」
季節も楽しめる思考凝らしたフードメニューを1日3回提供。厳選した各種アルコール(17:30~20:30)も豊富
季節も楽しめる思考凝らしたフードメニューを1日3回提供。厳選した各種アルコール(17:30~20:30)も豊富

【施工概要】
所在地:東京都文京区関口2-10-8 ホテル棟4階/面積:220㎡/旧施設名:チャペル「シエル」/内装デザイン・設計:アーク・ビルド㈱高橋 真悟氏/施工:㈱スペース/工事期間:2024年4月~7月/投資額:NA/利用時間:8:30~20:30/提供品:軽食(3回/日)、ソフトドリンク(アルコールのみ17:30~)/提供開始:2024年7月26日

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