宿泊業9件(前年比5件増)、飲食業91件(前年比3件増)
東京商工リサーチは2025年3月の「倒産月報」を2025年4月8日に発表した。全国の企業倒産件数は853件(前年同月比5.84%減)、負債総額が985億8600万円(同30.69%減)となった。
件数は、2024年8月以来、7カ月ぶりに前年同月を下回った。3月に前年同月を下回ったのは2022年以来、3年ぶり。負債総額は、5カ月ぶりに前年同月を下回った。負債が1000億円を切ったのは、2024年1月以来14カ月ぶり。
これは、中堅クラスの倒産が減少したためである。一方、負債1億円未満は662 件(構成比77.6%)と8 割近くを占め、小・零細企業を中心に推移した。
3月の「人手不足」倒産は、求人難13件(前年同月19 件)、従業員退職9件(同10件)、人件費高騰4件(同13件)で、合計26件(同42件)と減少した。
また、「物価高」倒産は55 件(前年同月74件)で、3カ月ぶりに前年同月を下回った。
「後継者難」倒産は45件(同55件)で、2カ月連続で前年同月を下回った。
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