株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント(本社・東京都港区)は5月29日、ベルサール六本木グランドコンファレンスセンター(東京都港区)にて事業戦略および社名変更に関する記者会見を取り行った。
同社は1999年にウィークリーマンションの運営や管理から事業を開始し、2014年に現社名に変更。中長期滞在型、宿泊特化型、フルサービス、リゾート、旅館とさまざまなカテゴリーで展開を図り、2025年5月時点で受託運営棟数179棟、総客室数24,122室の規模。
7月1日付で新社名を「アイコニア・ホスピタリティ株式会社」へと変更する。現社名がホテルブランド名を冠していたことにより、中長期滞在型・宿泊主体型のイメージを払拭すべく社名変更を手掛ける。
新社名には地域の“アイコン”となる施設と、訪れる人々の記憶に残る“アイコニックな”体験の創造を目指す、との思いが込められている。
また、5月29日より新ロイヤルティプログラム「GoTo PASS」をサービス開始。以前まで、展開する各ブランドにおいて独自のロイヤルティプログラムを展開していたが、グループメリットを生かすべく統合を図った。
「フェニックス・シーガイア・リゾート」「空庭温泉 OSAKA BAY TOWER」「スパリゾートハワイアンズ」「セラヴィリゾート泉郷」は今後同プログラムに組み込まれる予定であり、会員数はスタート時点で約165万人、2026年に約500万人への会員増加を目指す姿勢である。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp